自分以外の人はコントロールできない、人を変えることは無理、と言います。
そうして、
しみじみそうだよね~と実感します(笑)
 
でもでも?!
自分の心がけを変えることで、自分の周りを自分が思う快適な状態に働きかけることはできるということも実感しています。
それはまあ、言ってみれば私自身の修行?!(笑)みたいなものです。
 
40代前半までの私は、なんだかんだ言っても、口が達者で行いが伴わないダメダメちゃん。
未だにそんなダメダメなところを修正すべく努力している次第です。
いい歳して、大人として、恥ずかしい限り(笑ってごまかしたい)
 
そんな私、日々の家事などを夫に感謝されたくて、まずは自分から夫が私のためにしてくれている小さなことから大きなことまでを探して、感謝を込めて本気の「ありがとう!」を言い始めました。
 
まあつまらないことかもしれません。
当たり前のことかもしれません。
でも、やってみると。
私ってどれだけ、
感謝できない心の貧しい人間なんだ!
と気づきました。
 
いろいろなことに対して
「そんなこと当たり前じゃない!」
と常日頃思っていたのでした。
 
なんといいますか、
間違った正義感
自分の正当化
自己防衛
自分は棚に上げ人を責める
 
「もー最低じゃん!」
みたいな。
 
私、物言い、態度、
不遜でした。
ごめんなさい。
 
こういうことに対して、自分という人間は、人のことは良く見えても、自分のことはまったく見えておらず、自分こそが正しく立派?!な人間だと勘違いしているものなんですね。
ほんと、恥ずかしい。
ごめんなさい。
 
 
それで、日常の些細なことに気づきながら、ささやかな本気の「ありがとう!」を言うことを実行しています。
 
続けているうちに、いつの間にか、私が言うタイミングと同じタイミングで夫が私に、やはりささやかながら本気の「ありがとう!」を言ってくれていると気づきました。
ダメ元で始めたので、習慣化してきたら、言うこと自体が気持ちよく、相手からの反応を期待しなくなっていたんですよね、なんて不思議(笑)
 
日常のささやかな動作や言葉に、「あ!これもありがとう!だな!」と徐々に気づくようになって。
それがなんだか嬉しいのです。
 
今ないものを探して欲求不満になるのではなく、
今あるモノに気づいて「私って本当に恵まれているんだ!」と今の自分に満足する。
そして先を目指す(そこはどん欲、笑)
 
とはいえ、自分の気持ちにゆとりがなくなったり、疲れすぎてしまうと(全部自分の責任だけれども)、家族(相手)に八つ当たりしたくなり、止まらないこともあります(大汗)。
でも気づいたら、気づいたことを、家族(相手)に伝えて、謝ったり、受け止めてくれたら、そのことに感謝を伝えます。
まだまだ家庭と家族限定な感じかも。
徐々に範囲を広げていきます!(決意!)
 
今、私はこんな家庭だったらいいな!という理想形に近い日常になったし、両親や妹たちとの関係も徐々に進化しています。
 
今日このブログを書くきっかけになったのは、毎週の実家ルーティンに妹次女が参加してくれて、このようなおしゃべりをたくさんしたから。
自分がインプットし家庭内でアウトプットし良い結果を得られたら、彼女に必ずアウトプットしています。すると彼女は、必ず自分なりに試し、その結果を教えてくれます。
 
年齢とともに自分にも人にも寛容になるというのは、やはり意識しなければできないことだと感じます。
それには、まずささやかな本気「ありがとう」の積み重ねが大事。
それだけで、居心地の良い理想の世界に自然と変化していくんですよね。
あなたの日常はいかがですか?
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松元佳子