好きなものは?
自分はどんな人?
と聞かれて、迷いなく答えられるタイプですか?
私は、すぐにはっきりと答えられないタイプ(笑)
それはすでに幼稚園児のころから自覚があった(笑)
お絵描きのテーマ「どんなお仕事したい?どんな大人になりたい?」
みんななんですぐ答えられるんだ?
すぐにサクサク絵を描き始める人たちが謎。
自分が宇宙人みたいな気分だった(笑)
私はいつもすぐには、はっきりしない。
それだけがはっきりしている。
このすぐにはっきりしないということが、子どもの頃、大人にいけないことのように言われて。
だから、すぐにはっきりしない自分はダメな自分と刷り込んでしまった。
それからこのすぐにはっきりしない自分という思い込みに苦しめられる(笑)
「ゆらゆら揺らぐそこを良い方向に、大切に活かす」などと誰か言ってくれたのかな?
自分の思い込みが強すぎて誰も言ってくれなかった、と記憶違いしているかもしれない。
これはあるある!
自分が信じていないことは、自分の心に届かない。
耳が聞いていない。
脳が聞かなかったことにしている、みたいな(笑)
さて。
自分のネガティブな思いのルーツをノートに書き出すようになって、自分で作った自分の思い込みの壁の分厚さに驚いているわけで。
もちろん、素敵な言葉や気に入った文章などもノートに書きだしていて。(←バランスをとる)
自分の思い込みの枠の壁が緩やかに崩れて消えていく感じ。
今まで眠っていてやっと目が覚めた?!みたいな。
いや、まだまどろんでいるかもしれない。
つい最近聞こえた。
「すぐにはっきりしないのは個性なんですよ!」
感激!
こんなに嬉しいなんて、どれだけ否定されてると思い込んでいた?!
世の中に「すぐにはっきり答えられない」ことを個性と認めてくれる人は一体どのくらいいるのだろう?
あなたはどう?
それで。
すぐにはっきり答えられないというのは、思考にゆらゆら揺らぎがあるということ。
ひとつのテーマにたくさんの連想が広がって、どれも好きだなと思っちゃう。
もしくは、どれも違うと思っちゃう。
好きなことを一途に進むことができない。
逆に言えば、周りが良く見える。
たくさん見えすぎて、ぼんやりする。
どこに絞ればいいのかわからない。
つまり視野が広がりすぎる。
なのに、もっと遠くも見えるはず!くらいは思っている(笑)
ということは、広い視野をいかせる何かが向いているともいえる。
いろいろなモノに興味があり、それぞれにこだわりはそんなにない。
だから、まあ…そういうことなんだ。
(広げるのは得意だから書き出すと止まらない、笑)
自分の思い込み、枠をはずしていくと、自分から自由になれる。
より自分らしさをいかせる。
そういうこと。
早く気づきたかったな~
それもまた、人それぞれ。
気づいたところがスタート地点。
歩くもよし、走るもよし。
のんびりいこうかな。
焦って走り出すのは得意じゃない。
いやいや、もはやそういう歳じゃない。
むしろ柔軟とか、準備運動とか、しっかりしようねっていう(笑)
急がば回れ(笑)
のんびりしっかりと地に足付けて少しずつ噛みしめて生きよう。
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松元佳子
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