自分の人生に納得できない疑問、悩み、苦しみがあった。
私にとってのそれは、内面的なこと。
そのことで納得の記述があったので、メモ。
人生の学び「受容」
不完全な世界、物事、人格のなかに、そのときの完全性、最善を見出し、理解と寛容(肯定、ゆるし)をもってかかわるということ
積極的な意識的行為である
ありのままの自分自身を愛し、ありのままの他者、世界を受け入れ、愛する
盲目的であることや、気づいていない、妥協することを意味しない
家族を受容する
現実がすぐに思い通りにいかないからといって、すぐにがっかりしたり、諦めてしまわない
受容を学ぶということは、最初からうまくできなくて当然
それは内的成熟を必要とするため
誰でも不完全であることを受け入れたうえで、学ぶと決めた自分を認め、自分で励ます
「あきらめずに続けよう!」
・不可能な目標を掲げ、常にその目標に到達できない自分というマイナス評価をし続けないように注意する
日常のスキルアップとは異なり、意識の発展を目指すことは、習ったからできる、読んだからその通りになる、というものではない
小さな一歩を大切にし、小さな目標達成をほめ、小さな前進を評価しながらあきらめず根気よく意識を積み上げていく
受容を学ぶためには、
負の感情を味わう
ネガティブな状況に陥る
それらを詳細に観察し分析し続ける
ことなどは想定済みであると覚悟する
このような感情や状況を無視したり否定するのではなく、むしろ積極的に体感に落とし込み、内面をあるがままに詳細に見ていく
(観察、学び、自分のものの見方、認知、理解、反応、態度、行動など)
そして「私は何をするべきか」に取り組む
このプロセスが、理解力、多様性、寛容性、対処能力を養い、受容の学びへとつながっていく
このプロセスで自分が変化するにつれ、周囲に変化が現れていく
ネガティブなことを通してこそ学ぶことができることがある、ということを自他ともに、受け入れ、その価値を尊ぶということ
あらゆる悲しみ、怒り、痛み、苦しみ、を通り抜け、「理」を知り、受容へと至る
このプロセスにおいて、葛藤などのネガティブを経験することも受容に至るための必要な学びである
改善のための反省をしても、非生産的な責めなどしないこと
頑張ってもうまくいかない、できないこともある葛藤する現状をどう受け入れるか?
自分自身の不完全性をあたたかく受け入れること
結果が出ないことに対して評価しない社会の偏りを知る
(結果主義という教育)
(個人の内面的な経験、成長、その過程を評価しない)
うまくいかなかった経験は貴重
頑張っていること、
ひとつひとつの努力の積み重ねで進むこと、
などは、目に見えない大きな価値がある
積極的な内面的な取り組みであるが、内面的な変化変容は客観的に評価することは難しい
そのため、外面的な評価に執着しないこと
表面的には不完全な結果にかかわらず、その過程、努力を評価し認めるようにしていくと、ありのまま、あるがままを受け入れられるようになる
自分自身をあるがままにフラットに受け入れられるようになると、他者が不完全でありながら、発展途上であり、成長しつつあるということを受け入れられるようになる
世界は、そのような不完全な自分自身と不完全な他者で成り立っている
不完全性を受け入れる、その時における完全性を受け入れる
人生には決まった完成形はない
いかに自己の本質を生きるか
世界全体が成長しつつあり、発展途上であり、混然一体となって互いに刺激し合っているので、すべてはそれでよい、というわけである
まとめてみたことを、自分の経験と照らし合わせ、再び五感を思い起こし感じてみると、なるほどひとつひとつを我慢強く経験し、それでほんの少しずつ少しずつ自分の内面の変化が起き、周りにも伝わり、徐々に心地よくなってきている
内面的なことは、意識的に少しずつ積み重ねる日々の努力が大切
内面的な成長は、小さな段階が多重構造のように積み重なってそれぞれが関連しあっている
ひとつだけをクリアすればうまくいくということはなく、バランスが重要
丁寧に、穏やかに、優しく、一歩一歩、まずは自分を大切に
何度も何度も読み返しながら、日々成長できるよう意識的に続けていこう
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松元佳子
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