個人的に認知症両親を特別扱いする人や人として区別した対応をする人が嫌い
人として信用しない
 
認知症両親に接する人が、両親それぞれと分かりあおうと敬意を払い尊重する対等な人が好き
人として尊敬する
 
こんなことを書いておきながら。
人に対して敬意を払い尊重しながら対等に在ることは、私にとってかなり難しいことだった。
今もできているか?といえば、無意識な部分ではまったく自信がない。
自分の思考に意識的でないと、うっかりしてしまう。
 
このうっかりは祖母たちによるところが大きい。
親より祖母たちの躾が厳しかった。
祖母たちが生き抜いてきた時代は男女や家や人とのお付き合いに明確な線引きがされ、各々に役割があり、それが常識だったのだろうから、祖母たちが悪いとかそういう判断をしているわけではない。
ただ私の子ども時代、祖母たちの会話や躾が私にの奥深くまで刷り込まれていたということ。
 
このことは、両親のおかげで学ぶことができた。
本当にありがたい。
 
だからこそ、人が人に対応する時の姿勢に過敏な私。
どんな人にも対等に敬意を払って対応する人を尊敬している。
自分もそうありたいと願い、心がける。
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松元佳子