認知症両親を在宅介護していたように、私は私のできることを大切な人たちに与えることはとても得意。
それは自分でも自覚していて、自分が空っぽになって壊れそうになるまで与えてしまうということを知った。
 
それで最近気づいたこと。
私は受け取ることが苦手すぎる。
特に、愛情。
目の前の素敵な人たちがたくさんのその人らしさで愛情を私に届けてくれているのに、私はそれが怖すぎてスルーしていたり、恐る恐る受け取っても心のクローゼットに押し込んでしまっていた。
心地よい愛情に心をゆだねて、じ~んと感動することを自分に許していなかった。
 
今、書きながら気づいた。
愛情に対するトラウマ。
お姉ちゃんとして厳しく育てられた私を、いつもただの愛しい子どもとして愛情いっぱいに見守ってくれた父方の祖父。
その祖父が子どものころの私の唯一の心の支えだったんだ。
思えば中学生の頃、祖父の病気や入院で祖父との交流が少なくなり、そのまま高校1年生のとき祖父を亡くした。
そのとき私は祖父の死がショック過ぎて、唯一開いていた私の愛情の心の扉を閉ざしてしまったらしい。
あー、そういうことか!
それ以来、人の愛情を受け取れなくなってしまった。
当時、私を無条件に愛してくれているのは祖父だけだと信じ込んでいたんだよな私は。
その他の身内は、私がお姉ちゃんらしいからその役割を頑張っている私のことを大事にしてくれるんだとひねくれていたんだ。
だから祖父を亡くして、私の理解者がいなくなったと思い込んだ。
なんとーーー!!!
 
結婚してくれた夫は、私に根気よく付き合って私を理解しようと心を砕いてくれた。
だから深い愛情が私に伝わった。
一緒に生きていきたいと。
ほんとに有難い。
そして親の介護で辛酸をなめてようやく、親も私を愛していて、私もまた親を愛していると理解できた。
 
そうか!そうか!
 
最近の私、大切な人たちとの距離感は相変わらず遠いくらいがちょうどよい。
けれども、少しそれを縮めていい人もいると感じ始めた。
お互いの心の暖かさが感じられるくらいに。
 
心を閉ざしていたから素直な自分を出せなかった?出したくなかった?怖くて?
もっと素直になって感じたままを出していこうと決めた数年前。
何がオッケーで何がダメだか全然わからなかったけれども(笑)やっているうちに、こうかな?というのを掴めてきた。
まだまだなかなか難しいけれども(笑)
「考えるな!感じろ!」笑笑笑
 
 
すると
私の周りの人たちの暖かい気持ちにたくさん気づけるようになって、過去受け取れなくてスルーしたものを取り出して、「あの時はどうもありがとう」と清々しい気持ちで心の内で感謝している。
(いや、できれば直接言葉で伝えたほうがいいよね、そうそう!笑)
 
 
周りの硬い殻が急に溶けてなくなってしまったよう。
やっと生まれた?!笑笑笑
ぴよぴよぴよ!笑笑笑
 
生きなおし。
インスピレーション
「愛嬌を振りまきながら、笑顔で暮らす楽しい日々」
 
いつも心の内側にフォーカスしよう(意識)
愛情はたくさん受け取ってたくさん与えよう
なかったことにしない!
怖くない!笑笑笑
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松元佳子