想定外に映画「天気の子」に揺さぶられた昨日。
一晩寝かせた感想も大事だなと思うのです(笑)
久しぶりにぐわーんと「天気の子」に思考が揺さぶられ。
これは私の何を揺さぶり、どんな気づきや変化の兆しだろうか?と感じてみる。
感想を話したり、書くこと
それは繋がりに助けられる安心感やあたたかさ
そこがいちばん大きかった。
感じたことを受け入れてもらえる繋がり、ありがとうございました!
ところで映画というと一つのテーマをひとりの主人公がひとつの出来事を通して深める経験を描く。登場人物は主人公以外は脇役。
この映画は、一つのテーマに、主人公が何人もいて、それぞれの思いが描かれ、それぞれのエピソードが強烈で、映画を見る人の引き込み方が、まるでRPGの世界観。
短時間に壮大で強めキャラの登場人物たちのそれぞれの思いがそれぞれの側から(主人公だけではなく)語られる感じが印象強めで、そこに主人公の思いが被されてきて、超濃厚。
デパートのキャンディー詰め放題のわくわく感とどれもこれも欲しくて選べないという贅沢な悩みにぼんやりしてしまった数少ない記憶を思い出す昭和の子どものわたし(笑)
映画の登場人物に深く没頭して物語を味わう私は、忙殺された(笑)
一人に没頭させてくれないというか、一気に全部を味わわせるような引き込み方にうっかり全員に入りきろうとして、たぶん入った(笑)
そりゃ疲れる。
パラレルワールドを一気に体験した感じ?(笑)
脳も大混乱するというもの(笑)
時代の風を感じました(唐突w)
登場人物ひとりひとりのエピソードは、だれか一人くらいは自分に思いを重ねられるよう、様々な世代と思いが混在する現代を投影していて、その雰囲気や絵がよりリアリティを印象付けた。
それぞれの背景をなんとなくでも理解できてしまい、気持ちが忙しく苦しくなって、ちょっとパニックになったんだろうな、私は。
凄いな!深海監督。
詰め込みすぎ!w
でもこうやってこのような作品が出来上がるという背景に思いを寄せてみることも大事。
この映画「天気の子」からしばらく抜け出せそうにないな、と思いながら目覚めたのでした。

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松元佳子
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