認知症両親の介護や妹たちとの関係がうまくいっていなかったとき。
なんだかぎくしゃくしてイライラしていたとき。
 
自分の態度や考え方や事実の受け取り方、なかなか尖っていました。
ツンツンして余裕がなくて、こうでなくちゃいけなくて、なんでわかってくれないの?!(怒)などと。
 
無駄に力が入って、強力な感情のパワーに振り回され、自分を持て余しているような感じです。
それじゃ疲れるでしょ!
 
当時、親世代の落ち着いた方にアドバイスを稀にいただいていましたが、ちっとも私のささくれて尖った心に入ってきませんでした。
すべてに余裕がなかったのです。まったく!
 
これを読んでいるあなた!

結構いろんな物、事、人に逆らいたい感じになってません?

毎日がぎちぎちなんじゃありません?
 

さて。

今その方のアドバイスを思い出すと、もうその通りすぎて、今の私が誰かにアドバイスするなら、その方のアドバイスのままだなと気づいて笑っちゃいます。

 
余裕がないとどんな素晴らしいアドバイスも、入ってこない。
これは間違いありません。
 
では、どうやって余裕を作るのか?
それがタイトル、(なんでもかんでも逆らわないで)流れに乗ってみる、です。
 
態度を素直に自分に正直になってみる。
考えすぎてぐるぐるしたら、原点に戻る。
事実は事実、感情を入れないでとらえるだけ。
 
どの出来事にどんな感情を持ったのか振り返ってみる。
どうしてそう思ってしまったのか?
 
そして自分の目の前の出来事はどこからどこに流れているのか?
どんな流れなのか?
誰とどんな風に流れに乗ったらうまく行きそうか?
俯瞰してみる。←ここがポイント
俯瞰したら余白は結構ある。
余白が余裕。
 
俯瞰しながら考えることは、
自分の信念は何か?
介護に対する思いはどんなか?
どう生きたいか?
どう死にたいか?
 
例えば私。
私は、相手の立場や反応を大切にし、人との距離感を適度に保ちたい。
自分も相手も尊厳を守る関係を望む。
オープンマインドでありたい。
一対一の関係を大切にしながら、全体のバランスも大切にし、公平公正であり、お互いに協力して、より良い環境を作りたい。
そんなところを大切に思い、ともに心地よく生きて死にたい。
 
そうすると、私は上記のような人だから、相手にこう伝えてみたらどうかな?
だったら、そういうのがいいかな?
ああしてみるといいかも?!
なんてアイデアが生まれてくる。
 
どうでしょう?
流れは見えてきましたか?
流れに乗れそうですか?
考えるだけじゃなく、書き出してみてください。
手を動かすと、手が文字が流れを作り出し、気持ちが流れに乗っていきます。
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松元佳子