親との心の距離感、あなたはどう感じていますか?

私の場合親との心の距離感は、今がちょうど良いと感じています。

私、親との心の距離感は難しい、自分の思いは届かないと長らく思い込んでいまして。
親の心に近づけないならば離れよう、無視しようと決意表明したのは小5か6の鍵つき日記だったかな?
いつも「お姉ちゃんらしく!」という親の躾や期待が心底嫌になったのでした。

それ以来その決意表明に逆に縛られた私は、お姉ちゃんらしくないと親から愛されないと思い込んでしまったのでした。
そしてその思い込みは次第に意識の底に沈んでいきました。
親との心の距離は、どんどん離れ大きな壁を作っていました。

そうして時は過ぎ、母が若年性アルツハイマーの症状が出始めたときから20数年、
認知症両親と妹たちに長らく寄り添い、心の成長をようやく感じられるようになったアラフィフ。

私の中の大きな心の壁は、幻想だったと理解できたので取り壊し。
離れた親との心の距離は、認知症両親の在宅介護中に私が長女らしさの思い込みの役割を手放し、妹たちに頼れるようになったことで近づいてきました。

「お姉ちゃんらしく」の呪縛は、両親だけでなく妹たちとも心の距離を広げてしまい、家に自分の居場所がないと感じていた私だったんですよね。
今は昔。

仲良し家族は本音で話す。
心の距離感はほどよく保つ。
そのためにはどうするのか?
親や家族に気を使うのは、本音で現状、事実を話した後です。
お互いに誤解をうまないように。
気づかいが気づかいとして、思いやりが思いやりとして届くために。
お節介と迷惑になったら悲しいしもったいない。
お互いの未来像を語り合い、尊重し合う気持ちが大切です。
Effect_20170603_073328.jpg
~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~
松元佳子