介護は子育てとお世話が必要なことは似ているが決定的に違う部分がある。
子育てには未来がある。期限も見える。
これからどんどん成長していくキラキラした子どもたち。
しかし介護は真逆。
介護の期限は死ぬまで。
病に怯えながら、どんどん不自由になる受け入れがたい事実と多数直面する孤独と絶望。
絶望した認知症老人は頑固で厄介だ。
そんな老人を同じように絶望しながら支える苦労。感謝していても、その気持ちが揺らいだり薄れたり複雑だ。
それは想像するよりずっと孤独で、ありとあらゆる葛藤がわきあがり厄介。
「もう死にたい」「もう死んでくれ」と自然に何かにつけて思うのだ。
それで何が言いたいのかというと。
自分のご機嫌は自分でとれるようになろう。
ほんの些細なことを喜べる感性。
やる気を取り戻せるようなお気に入りの音楽。
ホッとする大好きな人の笑顔写真。
ただ話を聴いて口出ししない家族や友人。
お気に入りのお散歩コース。
小さなしあわせをたくさん集めたこころの宝箱を持つ。
今日はこれとあれ♪
そして1日の終わりには忘れず、精一杯頑張った自分にお疲れさまとありがとうの言葉を贈ろう。
明日は今日より少し良いことが増えますように☆
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松元佳子
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