認知症両親の介護保険サービス上の主たる介護者はわたし。
そして三姉妹の長女。
認知症両親の生活サポートのために意外とやることは多い。
もうその役割だけでストレスだったりするw
とにかく両親のこと、知ってるつもりだったわたし。
だけど実際は両親の生活サポートするために必要なことを知らなさ過ぎた(残念)
両親それぞれの生活史
とくに子どもの頃の話
持病や病歴
衣食住の細かな趣味趣向
聞いていた話で使える情報なんてほんの少し。
肝心なことは何も聞いていないに等しかった。
例えば
介護関係者医療関係者に聞かれる質問など、
慣れていないとかなりストレス。
それぞれ専門用語が多い。
また両親に付き添ったり、代理で手続きする書類は毎年定期的にまあまあある。
両親それぞれの保険や預貯金不動産などの財産、ある日突然やってくる親族の相続手続きなど。
つまり
終活すること、エンディングノートを書いておくことはとても重要。
「それをみればすべてわかる」という記録。
しかし。
若年性アルツハイマーになってしまった母は、
自分の病気を受け入れられずに症状が悪化。
母の記録がなくてめちゃくちゃわたしは苦労。
なぜなら家のことは結婚以来母が仕切っており、
父に何を聞いても
「おれは知らん!」
という状況だったから。
さて。
そんなわたしはいつも携帯するスケジュール帳に両親のざっくりとした記録をことあるごとに追記。
まとめて調べて記入するほどのゆとりがなかった。
実家は当時ごみ屋敷、片付けと介護の同時進行。
想像を絶する辛さ。
書類のたった数行を書くのに、
10年以上かけて実家を発掘した。
再発行できる書類は多い。
けれど、記録がないとわからないことも多い。
ごみ屋敷に暮らすことの危うさ。
それをなんとかしなければならなかったわたしのストレス。
自分のこと。
もっとシンプルに。
モノを片付ける前に、
気持ちの整理をする。
そのうえで片づけると早い。
認知症両親に学ぶ生きるということ。
深い、とても深い。
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松元佳子
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