夫の休日。
義父からLINEがくる。
「買い物付き合って」
義父のこの一言。
買い物だけで済まないのがお約束。
義父の住むサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)
にお迎えに行くと車に乗るなり、
義父:ランチしてから買い物な!
ごちそうしたるからどこでも行って。
夫:(義父に)何食べたいん?
義父:なんでもええけどな
… しばらく無言 …
義父:ラーメンでもええで?!
夫:どこのラーメン?
義父:どこでもええで
… しばらく無言 …
その間のわたしは沈黙を保ち、
車内の空気と会話の間合いを読みつつ、
義父の思考をキャッチすべく
高感度アンテナを立てまくる(笑)
夫が空気を読んているか?
義父の醸し出す空気と
会話の間合いで何が食べたいのか?
どこに行きたいのか?
どんな質問で義父が秘密の希望を言うのか?
などなどと
思考のアンテナが森w
危うく迷子ww
何?このわたしの集中力?!
だから疲れる!!!笑笑笑
(今さらwww)
まあまあ長~い沈黙のあと。
義父:この前テレビでやってたんやけどな。
夫:なにを?
義父:スシローやけどな
夫:何が美味しそうやったん?
義父:(ポケットをごそごそiPhoneのメモページを見せながら)
これがな~旨そうでなぁ!
義父のiPhoneのメモには
スシローで義父の食べたい
寿司ネタがズラリ。
「食べたいものも、行きたい店も決まっとるやないか~いっ!」
と夫婦は目配せしながら心の中で義父に突っ込む(笑)
義父:でもまあラーメンでも寿司でも
なんでもええねんけどな。
夫婦:(苦笑い)
夫:スシロー行こ!
わたし:スシローで決まり!
義父:なんでもええで?
夫婦:(まだ言う?)
実際はこれ以外に多数省略した
諸々面倒なw義父との会話が(笑)
義父の「なんでもええけどな」は
なんでもよくないのです。
義父の中では、
本当はいきたい店、
食べたいものがすでに決まっている。
でもそれは連れて行くわたしたち夫婦には秘密(笑)
というか。
「言わんでもわかるやろ?」的昭和感。
この秘密のクイズが面倒で仕方ない。
なのでわたしは、
義父本人に直接何度も言ったことはあるんです。
「お義父さんの食べたいもの、
行きたい店を教えてください!」
けれどもどうやらそれが
お義父さんには面白くない。
(義父自身は無自覚)
わたしが察して分析するに。
義父自身のさまざまなトラウマや
思い込みが理由。
無自覚だからどうしようもなく、
この秘密のクイズが毎度毎度繰り返される。
めんどくさっ!(笑)
一体これを何回繰り返したら、
もしくは義父が死ぬ前までには、
義父の秘密のクイズの本質は
解消されるのか?
義父への質問の仕方を
もっと工夫してみるか?!
と義父の秘密のクイズの本質追求に
余念がないわたし(笑)
自分の本質も
他人の本質も
興味ありありなわたし。
人が好きらしいwww
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松元佳子
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