3年前の今日は土曜日だったんだ。
ブログを読み返し、父のハーモニカを聞く。
最近父はハーモニカを吹かない。
「よかよか」と手を振る。
父の母がそうだったように、
父も私たち姉妹を拝む。
「会いに来てくれてありがとう」
と言いながら。
三姉妹は、
「どういたしまして!」
「こちらこそ!」
と、にこにこ笑いながら
父を拝み返すwww
両親と一緒に過ごす時間は、
ほんの一瞬でも笑って楽しく。
それが叶う今、しあわせ。
親への思いや感情と向き合うようになって、
気楽になった。
幼いころからの親に対する思い込み。
どれだけ親に愛されたいと思っていたか。
本当は親に愛されていたのに、
わたしの欲しい愛じゃなかったから。
ただそれだけのこと。
けれど。
こどものわたしにはわからなかった。
大人になっても、
思い込みだとなかなか気づけなかった。
そういうのがたくさん。
事あるごとに湧き上がる感情のほとんどが
ソレだった。
親子でも
血がつながっていても
人は同じじゃない。
感じ方も
思いも
全然違う。
それが自然。
それは当然。
親との距離感は大事。
離れ過ぎたら後悔するし、
近すぎたら共依存で倒れる。
親との距離感を掴むためには、
親に対する自分の感情を
ひとつひとつ丁寧に見ていくしかない。
例えば。
親のこんなところが許せない。
そう!
わたしは親のこんなところが許せないんだよ!
そうそう!
そもそもどうして許せないと思うようになったんだっけ?
そうだ!あれだ!
そうそう!
許せなくて当然だよ!
許せなくて当然だよ!
うんうん!
だって悲しかったもんね!
だって悲しかったもんね!
ほんとにね!
あの時親に、ごめんね!痛かったね!
って言って欲しかったよね。
大丈夫だよ!
って言いながら抱きしめて欲しかったよね!
そうそう!
そうしたら、こんなに許せないって
何十年も怨み続けなくて良かったのに。
そろそろ許してやるか?
いやまだだ!
みたいに。
気持ちを受け止めるとか
受け流すとか
受け入れるとか
いろいろ言われることは、
こうやって自分で癒すことができる。
わたしはもう十分すぎるほど大人。
あの頃傷ついていた小さなわたしに
優しく声を掛けてあげることができる。
親が言ってくれなかったあの言葉を
自分でかけてあげることができる。
そんなことを繰り返しながら、
違いを知り
自分を知り、
相手を知る。
そうすると気が楽になる。
わたしはこう。
あなたはそう。
それでいいよね。
それがいいよね。
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松元佳子
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