この時期の鹿児島のたぶん風物詩。
地元山形屋(やまかたや)デパートの
尋常じゃない混雑。
平日なのに休日?くらいの人出。
大賑わいなのである。
こういう人が多く賑わっているところに
ひとりで行けない義父。
義父いわく、
「男がひとりでそんなところに行くなんてみっともない」
でもでも義父。
北海道物産展の話をわたしと夫がすると、
興味津々で行きたそうな雰囲気を醸し出す(笑)
夫に了解をとったところで、
わたしが義父に、
「お義父さん、一緒に北海道物産展行きます?!」
「めちゃくちゃ混雑すると思いますけど?」
「人込みは苦手だからやめときます?」
とかなんとか。
そうすると義父は食い気味に、
「いつ行くんか?何時に行くんか?」
と行く気満々で矢継ぎ早に質問(爆笑)
わたし
「お義父さん!ランチごちそうしてくださいよ!
海鮮丼とかお寿司とか、食べたいな~!!!」
義父
「いいよ!僕がごちそうしてやる。
何時にするんや?」
といういきさつがあったので、
「北海道物産展に行きたくて仕方ない義父」
なのかと思いきや。
会場に到着。
「さあ何から見ます?
買いたいものは何ですか?」
わたしが義父に聞くと。
「別にない!」
ちょっと不機嫌にみえる義父。
あれ?
どうしたの?
興味ないの?
あんなにはしゃいで喋りまくったのに?
なに?そのしらけっぷり!?
想定外にクール。
ガクってなるわ!と思いながら、
夫に目配せし、
ひとまずランチを目指す。
義父はどこでもすぐに迷子になる人なので
(とてつもなく方向音痴)
混雑した場所では、
先頭夫、間に義父、後ろがわたし
のサンドイッチの縦並び。
混雑した場所だと
からだを押しつけながら
ごりごり横入りしたり
強引に進む御婆様方を
かわすことができない義父。
夫は後ろを見ないでぐんぐん進む。
すると義父は若干おろおろふらふら
ゆっくり進むので
どんどん人に入られる。
すると義父すぐに迷子の挙動。
わたしは、
後ろから声を掛け義父に安心してもらう。
義父は緑内障で視野が狭いから
こういう人込みに乗って歩くことが難しい。
それがありありとわかる
おっかなびっくりな歩き方だった。
そうか!だから義父。
クールではなく憮然としていたのか!?
行列に並びメニューをみる。
まだテンション低い義父。
むしろ北海道物産展を楽しんでいる人を
小バカにしている発言。
義父。
自分がちょっと不快な思いしたからって
八つ当たり!www
行列中は、ずっとオレサマ発言。
周りの人が不愉快になるような発言で、
わたしはひやひや!
そんな大きな声でしゃべらんといて~!(祈り)
そんなこんなで頂いたのは、こちら↓
食事後は、わたしが夫にあれこれ指示して、
歩き方のペースと配慮、
義父の要望を聞き出す質問と
義父の好みのツボを押さえた提案で
さくっと催事場を一周。
ソフトクリーム好きの義父
すかさず便乗しごちそうしてもらう(笑)↓
今度は夫が上手に義父をエスコート。
ご満悦な義父。
マシンガントークも精度増し増し。
帰りに日常の買い物にも付き合って、
無事サ高住に義父を送り届けた。
さて今回の外出。
義父の行動は、
持病の特性(緑内障の視野欠損)
に左右されると改めて認知。
さらにいつまでも義父が
わたしたち夫婦と
一緒に居たがるのは、
(「男女の違いを踏まえてから~」
の行をお読みください)
わたしは女なので
嫌いな義父に対して
こういうのは迷惑行為でしかない!(笑)
つまり。
ふつうにイライラしたりする出来事には案外、
「理由があることが多い」ということ。
その理由がわかれば、
「まぁ、いっか!」
「理由があるんだ、良かった!」
良くなくても良かった!
と付け加えることが自分のために大事。
自分の不愉快な気持ちにクッションを置けるから。
そうするとストレスが和らぎます。
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松元佳子
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