前のブログの通り、
過去の記録を書きだすシリーズ。
介護していらっしゃる方も、
介護を考えていらっしゃる方も、
ご実家が一軒家の場合、
こういうこともあるのでどこか想定して、
その時どう動くかを決めておくことを
おすすめします。
2013年夏。
実家の雨漏りから補修工事を発注。
見積もりの段階で、
雨漏りの原因となった2階ベランダの屋根、
雨どい、床板の張替え、
台所の床の張替え、
さらに、屋根瓦にあるソーラーパネルの撤去、
瓦屋根、外壁の塗装工事と大掛かりに。
瓦屋根を含む塗装工事で足場を組むため、
母の趣味のなごりの鉢植え
草木がジャングル化した場所
狭い隙間にびっしり置かれた不用品や
物置などの撤去。
台所の家具冷蔵庫などを
居間に移動するため、
不用品で埋め尽くされた両親の寝室と居間の
掃除と整理整頓。
認知症両親の介護をしながら、
短期間で一気に片づけなければならないという
真夏の地獄を経験。
さて。
実家には両親と妹三女が同居しており。
その妹三女からの指示でわたしが
実家の補修工事の見積もりから準備、
スケジュール調整連絡係など
現場監督を仰せつかる。
当時妹三女は家族の中で絶対君主であったw
その詳細についてはまた今度w
当時日中
アルツハイマーの母は、
週6デイサービス。
血管性認知症の父は
週3デイサービス。
室内外の工事などの準備のため、
片づけ掃除を介護の合間に始めたところ、
アルツハイマーの母の周辺症状など、
・物音に敏感で過剰反応
・環境の変化でモノ盗られ妄想のようなものが再発
が現れ、夕方から夜にかけて不穏行動が激しくなった。
そのため母の在宅時に、
片づけや掃除はやらないことに。
一方父は、
わたしがあれこれ父に聞いて捨てようとすると、
怒りだしふて寝。
掃除も片付けもどうにも進まない。
けれどわたしがやるしかない。
デイサービスの責任者に相談し、
デイサービスを前後で可能な限り時間延長、
送迎は行きは一番目、帰りは最後
と最大限の配慮をしていただいた。
両親を送り出した日は、
大急ぎで日常業務後、
灼熱の日中に外回りの肉体重労働。
父が自宅にいる日は、
父のお世話。
父、協力するどころか、
物を捨てられる恐怖で駄々をこね、
余計扱いづらい人に。(勘弁!)
準備期間中、
妹次女や妹三女、夫までも
休日は手伝いに明け暮れる。
手伝ってもらうのは有り難いが、
気をつかうし、指示が大変だった。
両親の負担を減らす努力に疲弊。
工事までの準備に1か月、
工事などが1か月。
この間親族が心疾患で2人死にかけ、
何度か病院に見舞いに。
その一人が義父の実兄で、
義父がまた3週間ほどこちらに滞在。
そのお相手も強制的にさせられる。
お盆には、
両親別々に
それぞれの実家に親、兄弟にあえるよう
スケジュール調整や入念な準備をして帰省。
工事も無事終わり、
両親も落ち着き、
親族も無事回復し、
両立地獄の暑い夏は終わった。
その後気が緩み2週間寝込んで
夫と妹たちに迷惑をかけてしまったことは
御愛嬌ということで。
体力気力は常に養っておくもの(教訓)
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松元佳子
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