5年前、
父が水頭症で入院することになり、
母を有料老人ホームにお願いすることに決めました。
それまで数か月、
認知症両親を妹次女とともに在宅介護しながら、
両親が入居できる施設探しをし、
あらゆる施設を見学、申し込みしていました。
しかし父が入院することになって、
即入居できる施設はなく、
母には合わないとわかっていながら、
でもそこしか受け入れ先がなかったので、
その有料老人ホームにお世話になったのでした。
当時グループホームでもその他の施設でも、
「認知症の周辺症状がきつい場合は、
向精神薬を投与します」
と言われ、
異常に静かで人の気配のしない施設が、
相当数あることを知っていました。
けれどまさか母が!
というよくある話(自虐)
それが仕方ないかどうか!
だいたい自分たちの介護看護レベルの低さや
仕事への正当なプライドもなく、
介護される人の尊厳も守らない人間性の看護師、
看護師という資格を振りかざし、
実際は未熟な看護師ごときに、
「お母様の場合は仕方ないです」
と言われたくない!
結局この有料老人ホームで、
母は
多量の向精神薬を投与され、
最後は意識朦朧、
会うたびに涙目だった。
「本当にごめんなさい、お母さん!」
いつも母をハグして、
こころのなかで謝っていました。
切なくて。
申し訳なくて。
まあそんなような話なんですが、
当時のわたしがいかに動揺し、
人間不信になりながらも、
希望を捨てなかったというおはなしは↓のリンクから。
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松元佳子
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