義兄夫婦が鹿児島に来たとき、
1週間ぶりに義父に会った。
 
義父には1~2週間に一度は会って、
夫とわたしで義父の生活をサポートしている。
義父に変化があればすぐ気づく。
 
義父の顔つきがおかしい。
一緒に1泊2日の旅をしたが、
顔つきが険しい。
顔つきが険しい時間が長い。
義父に何かあったはず。
 
その険しい顔つき、いわゆるボケ顔。
表情がまるで別人格のように見える。
認知機能に異常が出始めるころから、
険しい顔つきは見られるようになる。
 
だからといって、
怖れたりする必要はない。
それは病気というより老化。
80も過ぎれば多少は仕方ないこと。
 
大事なのは、
本人が気づき事実を受け入れることができるか?
家族が気づき事実と本人のありのままの状態を
受け入れることができるか?

これこそが、
これからの介護生活のキーポイントで
穏やかに過ごせるか、
葛藤で家族崩壊するか、
別れ道。

対応次第でいかようにもなる。
家族ひとりひとりの成長次第。
 
さて。
義父は何かを隠している。
わたしも夫も感づいた。
 
わたしと夫は
いつもより注意深く
義父のおしゃべりや行動など
すべてを細かく観察。
 
いつもに増して、
ご都合主義が大げさで、
人の話を聞けず、
かといって自分話をしていても、
気がそれると話がすぐにかわる。
注意力が散漫。
疲れやすい。
強引さが増し増しwww
 
いつもなら興味を持つところで、
興味をもたない。
いつもならすぐに行動するところで、
面倒くさがって動きたがらない。
いつもにまして
方向音痴がひどい。
 
義父、自分でも変化に気づいているに違いない。
が、信じたくないのだろう。
なにか義父自身が驚くような何かがあったはず。
でも、家族の誰にも話しそうにない。
 
わたしはときどき義父に対してえぐるように突っ込むので、
プライドの高い義父はわたしには言わないはず。
あ!
しまった!!
いや大丈夫、ここは誰かに頼めばいい。
義兄か義姉が最適。
 
などと思っていたら。
義父とのコミュニケーションが
むちゃくちゃ上手な義姉が義父に
自身の熱中症体験話をした。
 
すると義父、
気をつけていても熱中症になった
義姉の体験談に安心して(そこは単純w)、
義父自身が驚いた出来事を義姉に話した。
義父はその出来事を熱中症の症状だと断定したらしい。(わかりやすいww)
 
しかし。
わたしや夫、義兄夫婦はその出来事に驚いた。
義兄と夫は軽くショックを受けるほど。
その出来事については長くなるのでまた今度。
 
これから義父を注意深く見守り
兄弟とその嫁たちの連携が必須。
最初が肝心だ。
 
そして忘れてならないのは、
義兄や夫のショックを見守ること。
嫁たちは自身の親で経験あり、
ショックはない。

ストレスケア。
義父だけでなく、
関わる家族全員を見守ること。
 
いよいよ義父の老化は次のステージへ。
それぞれのステージがレベルアップする夏。
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松元佳子