花より団子、花より家族な認知症両親(笑)
今日も満面の笑みでわたしたち三姉妹を迎えてくれました!
施設内の桜は7~8分咲き。
窓越しのお花見に両親を誘いましたが、
反応は鈍い(残念)
ただ家族とともに過ごせることだけが、
人心地がつく(安心する)ようでした。
いつものようにお部屋でお茶菓子を楽しむのが、
いちばん楽しそうで集中していました(笑)
母は妹三女にぴったりくっついて安心したい様子。
父は桜色のプリンにワクワク(笑)
集中して味わいつつ食べるふたり
合間に笑顔
今日も家族5人みずいらず
ただ両親のあるがままを信頼して、
優しく包み込むように見守る。
喋りたそうに口をもごもごさせる母に、
母から発せられる雰囲気を読み取って、
話しかけると、
満面の笑みで、
ことばにならない思いを伝えてきます。
誰もが相手のあるがままを信頼することができ、
優しく包み込むように見守ることができたなら
素晴らしいな。
それはとても暖かく穏やかで美しい交流だから。
介護や看護をしている人は、
相手に自分の役割を知らず知らず押し付けています。
あなたはこうするべきだ。
あなたはわたしに従いなさい。
上から相手を抑え込むような威圧感です。
介護や看護が必要な人は、
相手を選べません。
ただ不安や怖れを抱きながら、
嫌でも相手の言う通りにするか、
拒否拒絶して悪態をつくか、
せいぜいそんなところ。
希望なんて持てそうにない。
この頃ハグしようとすると
ビクッとからだを震わせる母を感じるとき、
切なさと哀しみが湧いてきます。
人を楽しませるのも
人を恐ろしがらせるのも
人なんですよね。
どちらでいたいか?
わたしは楽しませる人であろう!
あなたはどうですか?
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松元佳子
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