の続き。
作戦とは。
義父に「何が食べたいか?」という質問をやめること。
もっとふんわり「食べ物」の話をする。
今の義父は、
「病院食はマズイ。塩味がない!」
という。
だから、
「味の濃いものといえば?」
「うんと味の濃いものを食べましょう!」
みたいなフリ(笑)
その結果。
義父が食べたいのは、「ラーメン」だった。
「ラーメン」を自分が食べたいとは言わない。
例え自分がものすごく食べたくても。
とにかくいつどんな時も自分に落ち度を作りたくない。
そういうことだ。
退院前日、
長男夫婦が
「退院したらまず食べるならラーメンでしょ!」
というようなことを話したという義父。
確かに義兄(=長男)、
年末年始に来鹿したとき、
「どうしてももう一度あのラーメンが食べたい!」
と言っていた。
そのラーメンの話をしたらしい。
義兄夫婦が食べたがっているラーメンを自分(=義父)が先に食べる。
そこに義父の意識の照準が合った(笑)
自分の行動に優越感のようなものを感じ意味づけすることが、
彼のアイデンティティ(ある者が何者であるかについて他の者から区別する概念、信念、表現)。
この手の面倒な人って結構まわりにいるよね?!いない?!(笑)
素直に
「ラーメンが食べたい!あいつが食ってて羨ましかったからな!」
って言われたら、
「でしたよね~!食べましょ!」
って簡単で周囲の人間も気分良いのに(笑)
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松元佳子
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