の続き。
 
入院中義父の最大の関心事は、食事。
そして義父の最大の楽しみは、食事
この世でいちばんおいしいのは、自分の作った食事。
自炊は苦にならない。
弁当を買うより、自分で作ったご飯がウマイ!
 
などと、わたしの作った食事を食べながら言う人である。
次からはテキトーに作ろう!を実践して、
なるべく一緒の食事は避けている(笑)
 
話を戻すと。
義父にとって残念なことに、病院食はまずかった。
そもそもまずいのかもしれないが、
治療中の副作用で味覚障害が出ているからでもあった。
本人は頑なに認めないけれども。
 
看護師のみなさまに八つ当たりするし、
「マズ過ぎてご飯を残してやった」という。
なんて人だ(笑)
 
主治医が
「ご飯を食べないなら点滴しますよ!」
といったら、
点滴嫌いな義父はマズイご飯を食べるようになった。
実にわかりやすい人である。
 
結局。
本人はいつも何を食べるか明らかに主張したりしない。
マズかったときのために、
いつもぼんやりと食べたいものをさらにぼかして言い、
まずかったら提案したやつをボロカスにこき下ろすという、
非常に卑怯な人なのだ(笑)
 
マシンガントークが続くわりに、
何が食べたいかちっとも言わない義父。
仕方がない、いつもの作戦でいくか!
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松元佳子
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