旅のことばカードから私の話を書くブログシリーズです。
旅のことばとは?
カードの16から32は[家族のことば]です。
認知症両親と家族に寄り添ってきたわたしのことばを綴ります。
【悩みのつぶやき28】
ちょっとした機会に伝えてみる。
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家族のなかで、自分だけが介護の多くを担っています。
そのとき
悩みや問題をひとりで抱えてしまい、家族のほかのメンバーに言い出すきっかけがありません。
そこで
一緒に散歩したり買い物したりするちょっとした機会に、自分のしていることや気持ちを呟くように話してみます。
本文ここまで~~~~~~~~
・若年性アルツハイマーだった母
・脳血管性認知症を発症した父
介護の多くを担いがちなのが、介護保険でいうところの主たる介護者だと思います。
わたしもそうなので(笑)
気が付けばあれもこれもとひとりで抱えて身動きが取れなくなりがち。
そういうときこそ、
「ちょっと両親の買い物(食料品、日用品など)に付き合ってくれない?」
とか
「一緒に両親の洋服を選んでくれない?」
などと家族を誘います。
わたしの場合両親の買い物をするとき、妹たちに一緒に選んでもらうことで、
選ぶ基準が何か?
どういったものを探すのか?
どのお店がいいのか?
何がいくらくらいするのか?
どのくらい時間がかかるのか?
何がいくらくらいするのか?
どのくらい時間がかかるのか?
など、知ってもらういい機会になるなと思っています。
一緒に行って覚えてもらうと、もしかしたら次の機会は買い物をお願いできるかもしれない!などと計算(笑)
面と向かって話すとなると躊躇することも、買い物しながらだと話しやすいのです。
具体的、建設的な話になりやすいので。
そして必要なものがなかなか見つからないというのは、よくあることなので、ここでちょこっと愚痴をいうチャンスがやってくるわけです(笑)
怖い顔で話すのは断じてNGですが、苦笑いや笑い話として話すと、また聞いてもらえる機会がやってくると思います。
こうやって一緒に買い物したりすることで、相手にも分担してもらえるのです。
そして、ありがとうという感謝を付け加えることを忘れずに!
そして、ありがとうという感謝を付け加えることを忘れずに!
そうすれば、相手も自分も気持ちが満ち足りるというもの。
ぜひ、お試しください。
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松元佳子
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