自分の在り方次第で人や物事への思いは変わる。
在り方とは、
思考でジャッジするのか?
感じていることにフォーカスするのか?
ネガティブな状況のとき、
思考でジャッジするとどんどん苦しくなる。
自分を責めたり、自分を守るために相手を責めたり。
できないことの不利益を追求してしまう。
根本的な問題解決に至らない。
悪循環に陥ってしまう。
自分の感じていることにフォーカスするとき、
それだけでポジティブに向かう。
今、苦しい、辛いと感じている。
何が苦しいのか?
何が辛いのか?
ならば、
どうだったら苦しくないのか?
辛くないのか?
そのためには?
自分の理想の在り方を自己問答。
足りないモノがみつかったとしたら。
それは自分でどうにかできるものなのか?
それともどうにもならないものなのか?
区別していける。
ということは、
より具体的に現状打破に向かって進むことになる。
前向きってことだ。
自分の在り方が変わっている。
認知症両親の介護がいちばん辛かったとき、
例えば、「もう死にたい!」だの「死んでくれ!」だの思うときがあった。
そういう風に思うのは、ふつうだ。
ただそこから、その思いから、離れられなくなって辛くておかしくなった時期があった。
そのとき、このように自分の在り方を分析できていたらと思う。
このところ、この訓練をしているわたし。
自分も人も物事も思考でジャッジすることが少なくなった。
するとちょっとした出来事で動揺することがなくなった。
大概『へー、そうなんだー』で終わる。
何かを見て聞いて感情が大きく動いたとしても、
それはどうにかできることか?
どうにかする必要があるのか?
などと自分に問い続けると、
『その人(物事)はそうだったんだ。今後自分はどう在りたいか?そのために自分にすることできることはあるか?』
それで良い。
ジャッジしていると、
自意識過剰になったり、
自己憐憫にふけったり、
自己肯定感が低くなっていく。
ジャッジすると苦しくなるのは、それだ。
そのかわりに、自分が何を感じ何に反応しているか細かく観察してフォーカスしていく。
これを意識してると、
ジャッジする暇はなくなるし、
人と自分を比べている場合じゃなくなる。
そうしたら素直になれる。
続ければ続けるほどトラウマやブロックに気づくようになるから、思い込みや決めつけの苦しみから解放される。
気楽になる。
自分を表現する怖さが消えていく。
心地よい。
わたしは感じていることにフォーカスする在り方を選んで、心地よく、気楽になってきた。
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松元佳子
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