旅のことばカードから私の話を書くブログシリーズです。
 
【旅の仲間5】
仲間がいれば元気に進める。
 
旅のことばカード」の2から15までは、[本人]の旅のことばです。
本来なら父や母それぞれのことばを綴るものですが、父や母を見守ってきて感じたわたしのことばとして書き記してみます。
 
ともに生きる、新しい旅のはじまり。
新しい旅の計画を実行するなかで、自信をなくしたり、元気が出なくて憂鬱な気持ちから抜け出せなくなったりすることもあります。
そこで。
やりたいことに共感しあえる仲間をつくり、一緒に楽しみます。
 
・若年性アルツハイマーだった母
25年前、母本人不参加の母の旅の仲間を探すのは難儀なことでした。
家族さえメンバーになりたがらなかったから。
母の母つまり私の祖母は、母が自分の病気を受け入れられないのと同じように、祖母自身が母のありのままを受け入れられなかったのでした。私は今二人を思うと「親子ってしみじみ写し鏡だな。切ないな。それが祖母と母の関係だったんだな。」などいろいろなことを思います。もしも祖母が母の旅にすぐに参加してくれていたら、もっと違った楽しい旅があったのになと思います。
たらればを話したって仕方ない、現実的にいこう!本人不参加だって少しでも未来を明るくすることを諦めないのが私。
すぐに妹次女がメンバーになってくれて、妹次女のおかげで次第に仲間を増やし、旅行やドライブにショッピング、食事会などと旅の計画を入念にたて思い出をたくさん作ってきました。
 
・脳血管性認知症を発症した父
母で学習した私たち姉妹は、父の旅は想定外でしたが自然な流れで抵抗もしながら受け入れました(笑)
父の兄弟姉妹は最初から旅の仲間として参加してくれたので、父にとっては楽しい旅になっていると思います。
 
この旅は仲間は多ければ多いほど豊かで楽しめると実感しています。
それはただ楽しいばかりではなく、試練もたくさんある旅だから。
仲間の数が多ければ多いほど旅のアイデアは相乗効果で生まれ面白く楽しくなる可能性がどんどん広がるからです。
 
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松元佳子
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