旅のことばカードから私の話を書くブログシリーズです。
旅のことばとは?認知症とともによりよく生きるためのヒント
【旅の計画4】
本来なら父や母それぞれのことばを綴るものですが、父や母を見守ってきて感じたわたしのことばとして書き記してみます。
ともに生きる、新しい旅のはじまり。
これまで考えていた将来の計画や想定が、そのままでは成り立たなくなりました。
そこで。
・若年性アルツハイマーだった母
母は頑なに自分の病気を受け入れなかったので私が父や妹たちと協力できるよう努力をはじめました。
母の若年性アルツハイマーの症状に最初に気づいたのは私です。
そのとき家族つまり父や妹たちに気づいたことを話しましたが、誰も母が病気とは信じてくれませんでした。
まずは家族に母の異変に気づいたもらうことから始めなくてはなりませんでした。
旅の計画を作るまでかかった時間は、心底もったいなかったと感じています。
・脳血管性認知症を発症した父
母の後に発症した父は、本人も妹たちもすぐに父の兄弟や専門家の力を借りて、これからともに生きる計画を考えるようになりました。
この旅の計画について今思うこと。
ともに生きる未来をつくる。
ということは、父や母だけでなく、家族それぞれも一緒に両親のことも自分のこともその時真剣に話し合えたらよかったのにな!という思い。
我が家は、かなりちぐはぐで継ぎ接ぎだらけの目の粗いザルのような旅を送ってきたように思います(笑)
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松元佳子
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