両親の入居する施設で、両親以外の入居者の方々とのコミュニケーションを大切にしています。
それは一つには、お互いさまやおかげさまの気持ちがあるから。
人はどんな状況になっても相手を大切に思いやる心を持っている。そう思います。それはときにお節介にもなりはしますが、それは受け流せばいいこと。
もう一つは、
相手をボケ老人と思って接するのか?
相手を重病人と思って接するのか?
相手を一個人として尊敬の念をもって接するのか?
コミュニケーションする前、自分が相手をどう思っているのか?が実際のコミュニケーションや人間関係に大きく影響すると実感、経験しているから。
施設入居者の方々は、職員以外の面会にくる家族を認識し挨拶してくださる方も多くいらっしゃいます。
そんなとき思うのです。
もしもわたしが身動きがままならないような高齢になって身内のみなが亡くなってしまって施設でお世話になったとしたらどんな気持ちになるだろう?
いつもと違う人としゃべってみたいと思うだろう。
挨拶するのが自然だろう。
そして運よく話しかけることができたら、ちょっとだけでもおしゃべりしたいと思うだろう。
一瞬孤独を忘れる笑顔のやり取りだけでも心にポッと灯がともるかもしれない。
それは私の両親も同じ気持ちだと思う。
実際、私の両親を覚えて挨拶してくださったり、声掛けしてくださる入居者の家族の方がいらっしゃる!
私にとってそれはとても嬉しいこと。
だから私も自然に挨拶するし、声をかけられればちょっとおしゃべりを楽しむ。
それはお互いに心温まる瞬間になる。
もちろん、そういうことが苦手で目をそらす方や伏し目がちの方に無理矢理挨拶を押し付けたりしない。
いろいろな人がいるのだから、そこは空気を読む!(笑)
一方そんな私と入居者の方が挨拶しているところに、割って入ったり、遮るように自分アピールしてくる職員もいらっしゃる。
そういうとき、「ちーん!」と私の心のりんが鳴る(笑)
いついかなるときも、自分自分ではなく周囲を見渡してからのコミュニケーションがスマートで美しいなと思います。
【お知らせ】
<イベント出展>
「本来の自分を呼び覚まし自分らしく生きるためのセラピー 色から感じる自分の本音 数字でわかる自分の個性」
日時:2018年8月27日(月) 11:30~18:30
場所:Lumiére-ルミエル-2階 天文館(鹿児島市東千石町17-3)
出展内容:アクティブ・カラーセラピーは
「アクティブ・カラーセラピー」は、12色のカラードットの中から、クライアントが惹かれる色を選んで頂き、自分自身の言葉で、自分の中にある答えに気づくというシンプルなカラーセラピーです。
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松元佳子
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