認知症両親の介護を振り替えると、「エゴ」に振り回されっぱなしだなと思います。
諸悪の根源は、「エゴ」って感じ。
介護でからだがボロボロになったり、ストレスで鬱になったり、そういうことのすべての原因は「エゴ」なんじゃないかな?
 
介護する子どもと介護される親。
社会的に立派な大人ですよね。
もしかしたら孫やひ孫が居たりして。
 
そんな立派なはずの大人が介護に翻弄されるのはなぜか?
 
もっと優しく、
もっと穏やかで、
すべてに気が利いて、
どんなことも受け入れて、
家族みんなを一生懸命支えて、
自分は寝ないで家族や親に尽くして、
などなど
子どものころから親だけでなく社会に刷り込まれた基準のようなものがある。
それが「エゴ」。
 
でもわたしには、
アホでおバカなところがあって、
かっこ悪くてみっともないところもたくさんあって、
泣き虫でわがままでずるいところもあって、
面倒くさがりで怠け者でもあって、
残酷なところもある。
わたしだけでなく、きっとあなたにもある。
これも「エゴ」。
 
認知症両親の介護では、これまであった役割の建前を崩してその人の本質?みたいなものがあらわになってくる。
これまではお互いに結構な距離があったのに、とつぜんその距離が短くなって無くなる。
距離があったら、良い面だけみたり、嫌な所は離れて見なければよかった。
だけど、否応なしに全部を見ることになる。
とくに、嫌なところだけ見なければならなくなる。
すると。
「エゴ」に支配されはじめる。
 
でもでも。
「エゴ」があるから人間。
ない人なんていない。
時と場合によっては、「エゴ」がないと死ぬこともある。
 
長所と短所のような関係。
「エゴ」は活用するもので、支配されるものではない。
それを自覚して忘れないこと。
 
ただ親や自分やまわりの言葉をそのまま受け取り一喜一憂するのではなく、その言葉は「エゴ」なのかどうかをチェックして、自分の中に受け入れ向き合ってみるのか、自分を守るためにさらっと流してしまうのか、自分が快適なほうを選べばいい。選べばよかった。と、思うんだな。今は。
Effect_20170603_073328.jpg
【お知らせ】
<イベント出展>
「本来の自分を呼び覚まし自分らしく生きるためのセラピー 色から感じる自分の本音 数字でわかる自分の個性」
日時:2018年8月27日(月) 11:30~18:30
場所:Lumiére-ルミエル-2階 天文館(鹿児島市東千石町17-3)
出展内容:アクティブ・カラーセラピー
「アクティブ・カラーセラピー」は、12色のカラードットの中から、クライアントが惹かれる色を選んで頂き、自分自身の言葉で、自分の中にある答えに気づくというシンプルなカラーセラピーです。
received_1596222663838841.jpeg

~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~
松元佳子
☆facebook 
☆Instagram
☆Twitter