過去の日記を振り返るシリーズ。
2010年6月は、脳血管性認知症の父に大きな変化や事件が多数。
そのため私もその父の出来事にがっつり振り回され、実家と自宅を往復6時間かけて週に何度も通っていました。
未熟だったあの頃の私!
いつも父にイライラしていて、父を受け入れることも受け流すこともできないで、日記は愚痴三昧。自分のあまりに痛々しい日記に寒気がするのでした(笑)
父の何にイライラしていたのかというと。
・短期記憶があやふやになってきて、通院日を忘れたり、忘れたことをごまかすこと
・父自身がいろいろなことを忘れる自分にイライラして些細なことで怒りっぽくなって大声をあげるようになったこと
・出来ることを面倒くさがってしないで私や妹たちに依存してくること
・自分のしたいことしかしなくなった
・危険を危険と認識できなくなりつつあった
・鍋ややかんを焦がすことが増えたのに、注意できない
などなど。
今思えば、そんなことにいちいちイライラするなんて信じられない!w
感情が勝手に暴走して、事実に冷静に対処できていないことが日記から読み取れる。
「自分が!自分が!自分が!」という父も私も心の叫びが痛い。
その感情の暴走の根っこは自分を癒していないことが原因。
「自分さえ我慢すれば」とか「自分が頑張らなくちゃ!」とか「私は何も悪くない!でも仕方ないからやるんだ!」っていう気持ちが随所に。
それに比べて現在の私は、見た目も気持ちもドーンとでっかくなって、精神的に落ち着き穏やかになりました。
「両親や家族にここまで大きく育ててもらったんだな~」と感謝の気持ち。
自分というのは変わることができる!
常に自分を優先してベストな状態でなければ、相手を心から思いやれないし、許すことなどできない。だから受け入れられないし、様々な出来事を受け流せない。
自分の状態をベストにすることを最優先にしている。そうすることで周囲に対して寛大な気持ちになれるし、非常事態に柔軟に対応できる。
時々振り返って、痛々しい自分を慈しむことも大切にしよう。生きてるって面白いw
【イベント出展のお知らせ】
イベント:「癒しの時間@鹿児島」
日時:2018年7月13日(金) 12:00~17:00
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松元佳子
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