仕事を休んだ妹次女が両親の施設に一緒に行こうと誘ってくれたので、喜んで行く。
前回の訪問のとき両親の好物羊羮を差し入れすると約束していたので、水羊羹を購入し持参。
真剣に味わいながら食べる両親。
そして好物を食べる早さ!(笑)
このひとときがとても好き。


そこに、訪問歯科診療。
両親のお口の状態をチェックし、丁寧にブラッシングしていただく。
優しく丁寧な先生の道具さばきに見とれる!
手を置く位置、道具の角度、圧力のかけ方、相手への配慮、口のあけしめのタイミングや痛みの確認など、感激するほど完璧!
その確かな技術が両親の信頼を得ており、先生の適切な声かけが、あんなに難しく時間のかかる歯みがきをあっという間に終わらせる。
母の心理面のサポートをしながら、いつもその手際のよさに惚れ惚れする。

この写真のように母に大きく口を開いて口や顔に触れ、器具をいくつも持ちかえ治療するのは至難の技なのだ。
至難の技をやる方法
①声かけしながらくすぐったくない程度に優しくそっと顔、口に触れる
②何をするのか母にわかるように説明しながらゆっくり口を開けてもらうよう手をそえる
③声かけしながら口を開け続けてもらえるよう添えた手で顔や口の皮膚や筋肉の緊張感を読み取る
④声かけ説明しながらゆっくりと器具を恐がらせないよう使う
⑤触れるときに圧力や痛みを与えないよう細心の注意を払う
⑥口を開けることに疲れないよう、呼吸や開けっ放しのタイミングを緊張感から読み取り、休憩を素早く挟む
⑦常に何をしているのか、声かけと説明をし続ける(絶対に無言で作業しない)
⑧母が疲れたような息づかいやからだの他の部分の緊張や動きがないか観察し、疲れてきたら無理せず休みをすぐにはさむ
などなど。
今回母は特に難しい型どりがあったが、上記のような先生の手際のよさと助手2名の方々と私たち姉妹の万全の観察サポートで短時間にて無事終了。
母の心理面のサポートに私と妹次女で全力を尽くした。母が人やモノが恐いと思わないやり方が心理面のサポートの肝である。
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松元佳子
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