先週母の前歯が3本折れた?抜けた?件の続報。
施設での診療に立ち会いたかったものの、
訪問診療の通知が前日なので、
都合をつけることができず立ち会いできなかった。
 
この診療時、
施設のケアマネさんが立ち会って、
その後すぐに診療内容について電話をくださった。
母の治療について。
・治療にかかる期間は1年
・それも確実にできるとは約束できない
とのこと。
 
このGW中に家族で母の好きなお寿司を寿司屋に食べに行くという夢は消えた。
想像以上に気落ちしているわたしが居る。
こんなことはこれまで何度も何度もあった。
でも私の中では、これがここ最近で一番大きな夢だったのかもしれないと気づいた。
悲しい。とても悲しい。
 
また違った方法で夢を叶えよう。
家族でともに過ごす。
お寿司を食べる。
夢を分解してみれば、
本質が何か?わかるのだから。
 
話はもどって。
母がアルツハイマー型認知症で
全介助が必要なのだから、
治療していただけるだけでも有難いと思わなくてはならない。
 
訪問歯科診療増をしてくださる歯科医師が増えるなかで、
そもそも認知症の患者は「治療お断り」の歯科医だってたくさんいる。
ついでだから書いておくと。
訪問歯科診療をすることで、
儲けを上げるという方針があるところもある。
社会の縮図はどこにでもあるので、
それがいいか悪いかはさておき。
 
認知症になることで、
受けられる医療と
親の命の期間はおのずと決まってくる。
医療という治療の名を借りて、
命が短くなることはある。
それもまた仕方がないといえば仕方ない。
 
このことが自分にとって何を意味するか?
それは各自でしっかりと考えたいところ。
 
ということから先日のブログ↓を書いた。
 
若年性アルツハイマーを発症した母もすでに25年。
人生の1/3を病気とともに過ごしている。
母は残りの時間をどう過ごしたいだろう?
母にとってのささやかで平穏なしあわせとは?
そしてそれを見守り続ける父や妹たちは、
母にどのように最後まで過ごしてほしいだろう?
 
自問自答は続く。
 
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松元佳子
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