母が若年性アルツハイマーを発症したのは、
妹次女が結婚する前でした。
 
妹次女の結婚を母は喜びませんでした。
それどころか、迷惑だという雰囲気。
 
そういえば、
私が結婚したいと夫を紹介したときの母は、
喜ぶというより寂しそうだったような気がします。
 
さて。
妹次女は出産するために、里帰りしました。
当時の母は、すでに電話が出来ない状態。
食事作りができなくなっていて、
洗濯、掃除も怪しくなってきていました。
里帰り出産に母の愛情や
あかちゃんのお世話を
手伝ってもらえるんじゃないか?と
淡い期待がなくもなかった妹次女、
大きく裏切られ絶望したと思います。
 
里帰り中の妹次女は、
両親の食事や家事を逆に
お世話していたのです。
 
それを目の当たりにして、
わたしは大阪から鹿児島に引越し、
両親も妹次女も支える決意をしました。
 
そんな状況で生まれてきた甥っ子。
母のアルツハイマーの症状の進行を
見ながら育ちました。
 
母の状況に戸惑う甥っ子に、
どう接したらいいのか?
背中を見せながら、
お願いしたり、
助言したり。
 
妹次女は、
子育てしながら
介護もする、そういう状況。
 
しかも彼女の夫の母は難病持ちで、
入退院を繰り返す人で、
そのお世話もずっとやってきました。
つまり、トリプルケア。
 
トリプルケア:
育児をしながら自身の親、
配偶者の親の介護をする
 
そんな日常で育った甥っ子。
「まともなおばあちゃんてどんな感じだろう?」
彼には、そういう疑問があったようです。
甥っ子にはそういう意味で、
ずいぶん苦労をかけたなと思います。
彼には心から感謝しているし、
深い愛情を感じています。
 
そんな甥っ子も高校三年生になる。
彼のこれからの人生を祝福し見守り続けよう。
彼が私たちを受け入れ、見守ってくれたように。
そんなことを思う春。
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松元佳子
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