医療介護の現場では、
現場の担当者にあれこれ言われるのだが、
家族としてぼんやり納得できないことは多い。
 
「何か違うんじゃない?」
「え?そういうもの?」
「本当にそうなの?」
「それってあなただけの考え?それとも全体の総意?」
 などなど、気になり出したらきりがない!
これがストレスのかなり大きな原因。
 
専門用語を調べたり、
医療なら医療についてネットだけでなく、
専門分野の学術研究のページをチェックしたり、
書籍でも確認したりする。
介護についても同様に。
 
話す相手に少しでも近づき
話を理解できるよう準備する。
 
高齢者に多いのが、
・私にはよくわからないので、とにかく先生お願いします。
・説明されてもわからないから、いいようにしてください。
など。
 
自分の状態がどういう状態かを聞きもせず、
どんな治療法があるのかを確認せず、
どういう風に自分が扱われるのかを確認せず、
ただ「お願いします!」
とは、どういうことだろうか?
 
「死は怖い。難しいことは言われてもわからないから聞きたくない。」
 
自分の生に対して向き合えない。
自分の命の責任から逃れたい。
→不都合があったら、決めたりやった誰かに責任を擦り付けて悲劇の人になる
変化を受け入れるのが恐ろしい。
→自分で決めたことで失敗するのが怖い
 
こういうタイプに多いのが。
・手術したら元通りに治る。
・言われた通りにしたら、元通りになる。
という勘違い。
 
後から後から文句を言う。
家族にも関係者にも毒を吐く。
 
何か新しい方法を取り入れなければならないというのは、
今まで通りではどうにもならなくなったから。
現状維持以上はない。
 
そのことを相手がきいていなくても、
きちんと話す必要がある。
しつこく何度でも口うるさく!
わたしはあの時言った!といえるから。
 
聞いたことを、
きちんと親と話す。
自分の意見をいう。
インプットしたらアウトプットする。
これ大事!
自分のために大事。
これがストレスを和らげる。
 
インプットばかりして
=親の話ばかり聞いて
=医療介護従事者の話ばかり一方的に聞かされて
アウトプットしない
=自分の気持ちを話さない
=自分から質問しない
から、
ストレスがたまり鬱々して体調がすぐれなくなる。
 
相手が聞いていなくても、
相手に自分の気持ちや疑問を話す習慣を!
 
 
 
そんなわけで。
無責任に親の命を
例えば、
相手が「先生」だからといって
「お願いします!」
で終わらせるのはよくない。
 
親の命にかかわる責任を
相手に委ねられるだけの
信用信頼があるかどうか
見極めて
お願いするかどうか
決める必要がある。
そして人は変るので、
その都度つまり何かの機会ごとに、
確認することは重要だ。
 
 
病気や介護の状態について、
<本人>
どう思っているのか?
どうなりたいと思うのか?
最悪どこまでなら受け入れられるのか?
<家族>
どう思っているのか?
どうなればいいか?
最悪どうなるのか?
<相手>
最善はどうなる可能性がある
最悪はどうなる可能性がある
中間部分の様子見にはどのくらいかかる
 
それぞれの立場の思いを聴くこと
 
その場合。
期間の目安をきく。
厳格ではなく、大雑把に。
その間
どういう状態が想定されるのか?
その場合どういう対処があるのか?
その費用はどれくらいかかるのか?
などなど。
 
言われるがままではなく、
自分に必要なことを聴く意思を持つ。
 
私は何と言われたら、納得できるだろうか?
曖昧に説明してできない理由を濁さないでほしい。
はっきり言われれば、
何かできることはないか?
どうすればできるのか?
前向きに対処する方法を考え工夫することができる。
それができない曖昧な説明は、私にとって説明ではなく言い訳だ。
言い訳なんて無駄。
何の解決にもならない!
 
こんなことを書いたのは、
母の入れ歯の件を反省したから。
 
みなさま、お気を付けくださいませ。
もやもやしないことが、
介護ストレスをためない秘訣です。
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【お知らせ】
<イベント出展>
「本来の自分を呼び覚まし自分らしく生きるためのセラピー 色から感じる自分の本音 数字でわかる自分の個性」
日時:2018年8月27日(月) 11:30~18:30
場所:Lumiére-ルミエル-2階 天文館(鹿児島市東千石町17-3)
出展内容:アクティブ・カラーセラピー
「アクティブ・カラーセラピー」は、12色のカラードットの中から、クライアントが惹かれる色を選んで頂き、自分自身の言葉で、自分の中にある答えに気づくというシンプルなカラーセラピーです。
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松元佳子
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