わたしの父は50代で脳卒中になり入院、
リハビリ後運よく職場復帰し、
妻の(私にとっては母の)介護ストレスから
脳血管性認知症を発症しました。
 
高齢期になると介護と医療は、セット。
介護と医療を
日々の健康状態として(ピンポイント)、
分けて考えることも必要だし、
健康管理という視点から、
セットにして複合的(大きな視点)に考えることも必要です。
 
そしてそれは。
タイムラインに沿った、
生活の記録や
体温、血圧などの記録があるとなお良し。
 
なぜかというと。
それで急な病気の兆候を発見できることがあるから。
 
父は脳卒中で倒れて回復して以降
しばらく病院受診をさぼっていました。
 
それで母と一緒に受診した健康診断で血圧が異常に高かったため、
以前入院していた病院の受診を私が勧め、
それ以来現在もそこの脳神経外科にかかっています。
それは地域の総合拠点病院で、
このことが父に何度もの幸運をもたらしています。
どこの病院のどの医師に診てもらうか?は非常に重要。
 
そのおかげで、
以前、脳腫瘍がみつかり、
水頭症が発見でき、
手術し現在に至っています。
現在:穏やかに妻と施設暮らし
 
その時々に起こる父の体調変化では、
かかりつけ医や主治医にうっとおしがられても、
父の痛みや不調に向き合い、
父も私も納得できるまで、
検査し原因究明に努めました。
そのとき、ピンポイントの記録が役立ちます。
 
しかし一時期、
私の思い込みで主治医を誘導してしまい、
父の病気の兆候を見逃してしまったことがありました。
とても反省しています。
 
しかし、ピンポイントの記録があり、
事実だけを話し合ったおかげで、
主治医が再度症状を見直し検査、
原因が究明されました。
 
ほかにも、
家族や本人の直感は納得するまで信じとおすことが重要です。
もしも間違っていたとしても、
何事もなければ幸いなのです。
何か起きてからでは遅いのが医療であり介護。
 
だから。
医療も介護も
どこまで必要で
どこまでするのかを
予め親子ともども取り決めておくことが重要です。
Effect_20170603_073328.jpg

~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~
松元佳子