認知症の介護を戦に例えるのはどうなの?
と思うだろうか?
 
家族のコミュニケーションが風通しよく、家族がどんな状況になったとしても家族愛は変わらない!という 人がどれだけいるだろう?
 
それが自分の親となったら、冷静に受け止め、刻々と変化する状況に対応できるのか?
 
 私はまったくできなかった。
動揺しまくり、無駄にあがき、両親とも妹たちとも対立し揉め、罵りあうこともあった。
 
それでも、真正面から両親や妹たちに向き合い、可能性を引き出したいと使えそうだと思える様々な学問的なアプローチをざっくり学び、試行錯誤、七転八倒し実践しながら、その時の最善を探究してきた。
 
この探究は、心理戦で持久戦。
とにかく想像力が尽きるまで使える方法をしらみつぶしに当たっていく。
すぐに口喧嘩になる親や妹に根気よく向き合い納得してもらえるまで、私自身が手本として見習ってもらえるようになるまで、やり続ける。
相手に響く納得してもらえる言葉かけ行動。
失敗しかない。
どれも否定され続ける。
無視される。
受け入れてもらえない。
そんな日々に絶望的に落ち込みながら、
絶対に負けるもんか!
何か方法があるはずだ!
と信じ続けてやり続ける。
 
その家族内協力者が夫と妹次女であった。
性格が柔軟で両親の現状も自分自身も、
もっと改善していきたいという気持ちが強く、
協力して打開しようという意見が一致していた。
この段階までも相当な葛藤や努力があった。
それは理解されない自分に苦しむ日々。
 
次は、
現状を受け入れられない両親それぞれと
妹三女に協力的になってもらうこと。
これが最大の難関で、
両親それぞれの認知症の症状が進行するまで、
妹三女が受け入れざるを得ないと諦めるまで、
戦が繰り広げられた。
 
それにめげずに現状を受け入れ
未来を少しでも明るくと思い続けた
私、夫、妹次女は、
どんな辛い状況になっても投げ出さなかった。
それぞれを信じ続けていた。
 
今でこそ、
このブログにホンモノ笑顔の家族写真を
載せることが出来るが、
ほんの数年前まで
こんな日が来るとは想像出来なかった。
腹の奥底にはどす黒い不穏な感情が渦巻いていたから。
それにのみこまれないよう、
必死で目の前のことをやり続けた。
自身の生きている意味すら否定する日も多くあった。
 
心理戦と持久戦を勝ち抜けることができたのは、
自分の生を信じ続け、
絶対に諦めない、
この戦いに負けない!
という気持ち。
 
それと同時に。
どんなに悪いと思う状況でも
笑いがあると信じ、
笑い飛ばしてきたから。
笑う門には福来る。
 
限界を何度もこえて、
自分たちの強さも弱さも経験した。
 
今はもう二度と出来ないと思うことを、
当時はやっていた。
スゴイ!
 
さて結論。
戦は勝ってなんぼ!
勝つための努力を惜しんではいけない。
そのためには、
根気強さと諦めのよさなど
正反対の気質をバランスよく保つこと。
どんなときも笑い飛ばすセンスを養うこと。
たくさんの専門家や協力者を得る努力。
ひとりでは何も出来ないと知ること。
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