介護や医療現場で働く人のすべてが信頼信用できるとは限らない。
当たり前だ。
そう、当たり前なのだ。
という前提を忘れてはいけない。
口先人間は多い。
 
逆に、責任感のある立派な人も多い。
その姿勢にはいつも感銘を受け、
どうやったらその姿勢を学び取れるだろうか?
とじっくりと観察してしまう。
 
では、この人たちを見分ける方法があるだろうか?
ある。
 
信頼信用できる人というのは、
何事もその空間に違和感なく溶け込んでいて、
使う言葉は簡単で明瞭だ。
相手の目をみてまっすぐ話すことができる。
喜怒哀楽ははっきりしていてわかりやすいか、
常に冷静だがユーモアがあり柔軟だ。
すべての人を決めつけないし、否定しない。
どんな相手も「そうなんだね~。」と存在全肯定。
自己の好き嫌いと仕事は別。
 
反対に信用信頼できない人は、
自分に自信がないから挙動不審だったり、
相手の話をまともに聞くことができない。
自分の思い込みで話をすすめ、
自分が満足することしかしたがらない。
動作も強引で相手のことばや行動を待って合わせることができない。
協調性がない。
目をみて話さないし、合わせようともしない。
自分の話ばかりして相手の話を聞かない。
相手の話も自分の話にすり替える。
ちょっと強めにこちらが話すと
相手はすぐに体が硬直しこちらを敵視する感じになる。
自己の好き嫌いが仕事に直結。
あからさまに人の存在を差別(区別)する。
 
ざっとこんな感じ。
認知症両親は、
信頼信用できる人のいうことはしっかり相手を理解しようと努力し、
両親が興奮しているときでも話しかけると両親は相手の話を聞こうという姿勢がみられる。
信頼信用できない人には全力でからだから抵抗する。
わーわー騒いで相手の言うことを聞かない。
いきなり怒り出す。
 
両親の相手への接し方をみれば、
相手がどんな人間か丸わかり。
 
認知症の人と話しができない人は、
コミュニケーション能力が低い。
以上。
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松元佳子 お問い合わせ