若年性アルツハイマーの母が下着姿で庭掃除をしていた衝撃。
それから家族が母の服装チェックをするようになりました。
 
母の場合、寒いと暑いは認識しています。
しかし、「服を着る」という言葉や意味がわからず、その動作もできません。
服を着ることができないというより、言葉を理解できないからその動作が出来ない。
 
 
その段階は、
①言葉で指示すれば自分で服を着ることができる。
②上下前後ろを確認して指示すれば服を着ることができる。
③自分で服を着ることができない。
 
母の能力に合わせて洋服のデザインや機能やサイズをゆるやかに変えました。
できるだけ、母自身のことは母にしてもらうというのがお互いにいいと思っていたので。

しかし父が入院中に母が入所した有料老人ホームでは、施設の職員が母の脱ぎ着をしやすい服を選ぶよう要求されました。
その着替えさせ方が雑で自分本位でひどくがっかりしたのを覚えています。
悲しい思い出。
 
在宅介護中にお世話になっていた、認知症対応型通所介護の職員さんは、母の服の趣味を理解し、職員の手間を惜しまず、母自身の好みや心地よいを最優先に考えて対応してくださっていたのです。
 
そんな状況から有料老人ホームの職員の介護する側優先のサービスに違和感を感じました。
実際、母の着替えにかかる時間は変わらなかったから。
丁寧にしても、雑にしても、着替えの時間は変らない。
 
なぜだと思います?
 
丁寧に母に合わせてする人の気持ちが母に伝わって、母も一生懸命わからないなりに協力しようと体を任せるので、すっと着替えることができる。また、介助する人も、母が着替えるときに極力曲げたり伸ばしたりしないでいいように介助する。
 
一方、雑な場合は、介助する人は、とにかく早く着替えさせたいと焦る。強引に手足を引っ張ったり、声かけを忘れて無言になったりする。
そのとき母は、何をされるかわからず不安や恐れで体が硬直し、思うように手足を動かさない。強引に触られて痛かったりすると、反抗して暴力的になる。
 
現在の母は、ゴムのズボン。
脱ぎ着が簡単。
母のサイズより一回り大きめ。
脱ぎ着させやすく、洗濯乾燥の縮みに備えて。
できればポケットのないやつ。
 
上着は頭からすっと着れるもの。
ボタンよりは、ジッパー。
サイズは一回り大きめ。
 
母の場合、からだは健康なのでこんな感じです。
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