両親の認知症初期から中期もそうでしたが。

義父のこの頃の老化は、その頃を思い出すような出来事が頻発しています。

 

義父は自立しているように見えますが、実はできなくなっていることも多くあります。

それは普通に老化しているだけです。

が。

自立していると自負している義父なのに、無自覚に周囲に依存していることが以前より格段に増えました。

なぜ無自覚かというと、自分に有利なように言い回しをかえ、自分ではなく相手がするのが、または決めるのが、動くのが、当然のごとくもっていくのです。

まるでこちらがよけいなお世話を焼いているかの如く(笑)

 

このとき、受け手の私はそのことに気づき、依存させ過ぎないよう気をつけ、

義父にとっても私にとってもリスクがない、または少ない時は、スルーしたり、自分でするよう仕向けます。

この塩梅は、義父の性格や体調や持病などで加減しています。

 

お互い長く気持ちよく日々を過ごすためのちょっとした努力がプライドを守りその人らしく生きることにつながると信じて。

 

ですけど~~~~~~。

慣れても、めちゃくちゃカチンときたり、イライラすることは、かなりあります(笑)

腹の底では、「調子にのってんじゃないよっ!」「きもっ!!!!!!」などと突っ込むこともしばしば(笑)

この言葉を腹の底にしまっているのは、言えばお互い傷つくだけでなにも生産性がないから。だからといって、ずっと我慢してるわけじゃなく、事後報告を詳し~~~く相方に腹の底の言葉とともに伝えています(笑)

 

義父の前では言えないことも、子である相方には言っちゃいます。

それで我が家はいまのところうまく回ってる。

誰かに聞いてもらうことは本当に大切なことだと実感します。

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松元佳子
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