両親とも認知症だと、両親の代理というお勤めを親族から求められてするようになりました。
かなり最近まで、めちゃくちゃ嫌々やってました(笑)
散々長女として、跡取り息子じゃないことを責められて、婿をとらなかったことを責められて、トラウマでしかない状態だったので(笑)
しかし代理をやるならば真剣に取り組もうと思う私は負けず嫌いというか、無理矢理ポジティブな、ゲーマー気質。とにかく、クリアしたい(笑)
そんなわけで、両親も妹たちも巻き込んで代理のお仕事を自分なりにこなすよう努力してきました。その中で覚えて身についたことは、今となっては感謝できることばかり。悪意の受け取り方とかネガティブなことの経験が多いのですが(笑)そういうことを学びながら、自分はどうしたいのか?どうありたいのか?と軸をしっかりと作る土台になったから。
両親の代理という嫌々な仕事?義務?が教えてくれたのは、できるだけポジティブでフラットな気持ちを与え続けると自分に返ってくるという喜び。
大多数の人は何も考えず感じないようにしていて、無意識に相手からお金や労力や時間や言葉や優しさやそんなことを奪うことばかり考えているものなんだなと。そんな生き方はその時その時は達成感があるかもしれないけれど、あとでドンドン自分を孤独の奈落に追いやることになる。そしてそのことを、気づかずやっている人がなんと多いことか。
昔にうまれたらもういつ死んでもおかしくない年齢になった自分。
真剣に自分と向き合って試行錯誤して生きてきたなら、それなりに包容力があり、伝えるべきことがたくさんあり、人の役に立つような役割のはず。自分も他人も大切にしながら、何気ない日々を慈しんで生きたいなと今の私は思います。
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松元佳子
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