義父の叔母の施設探しは、叔母の義理の子に面白いほど翻弄されている。
そのため先日決まったと思っていた施設とは契約せず、先週木曜に義父が義理の子と見学に行った施設に決まったという。
決まったものの、まだ部屋は空いておらず、病院からそこに移るまでの間に仮に入所する施設を施設から紹介されたという。初耳だ。「施設が施設を紹介する」。
 
というのは、入所する施設が決まらなければ現在の病院に決まるまで引き続き入院するか、異なる病院に転院するか、病院の系列の施設に一時的に入所できるというのが、暗黙の了解みたいになっているところが多いから。(鹿児島市の場合)
 
ところで、その新たに決まったという施設。
なかなか評判のいい施設で、私と妹次女が施設探しをしていたとき、知り合いに紹介していただき見学し申し込みしたところ。
常時3~5人程度の順番待ちで、私の両親も順番からいうと2番目くらいだった記憶がある。
が、その時は待機順番待ちの間の施設を紹介されたりしなかった。
どこに違いがあるのだろう?
 
<考えられる違いは?>
・義父の叔母は、一人暮らし。
 施設待機順番の優先順位は、一人暮らし>家族と同居の順。
・戸籍上つながりがあるのは、義父一人。
 身寄りが少ない。
・義父は79歳で大阪在住。
 持病があるため、頻繁に鹿児島に来ることができにくい。
・病院の退院が迫っている。
・認知症で要介護3。
 骨折入院したため、しばらく見守りが必要。
 
そしてさらに驚いたのは、その施設が紹介した施設というのが、市内でも有名な施設だったということ。当時100人近くの待機人数で、両親のことで問い合わせしたものの、条件ではかなり後方の順位になると聞いてすぐにあきらめたところだった。
施設同士の連携ができて、施設枠があるのだろうか?
 
考えてみれば、介護業界は日進月歩。
システムも連携もどんどん改善されているのだろう。
そうはいっても、最後はそこに暮らす、働く人次第。
見学や条件のすり合わせは必須。
義父の叔母にとって、いい施設に巡り合えますように。
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松元佳子
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