認知症両親を実家で在宅介護していたときは、自分の体調は完全無視で倒れるまで頑張るを通り越し這ってでも行くべきだになっていました。
それが今や「自分の体調管理のために欠席はあり!」と決めて実行しています。両親が施設に入所したからそう思えるようになって実践できるまでになりました。
在宅介護でいちばん難しいのは、自分の時間作りと体調管理のための休養をとることです。
幼少期からの躾や教育で、自己犠牲が美しい!自分を捨ててナンボ!それくらいできなくて一人前の人ではない!な思い込みが自分の中にすっかり出来上がっておりました。
しかし、身を美しくという躾で身を滅ぼしそうになってしまっていて、自分なくして自分を生きることなど不可能なのにそんな教育は誰かの洗脳からの思い込みだと思うようになったのは、修羅場をくぐりぬけてきたからでしょう、きっと。
気が付くのが遅かったかもしれませんが、気が付けて本当に良かったと思います。
さて、体調を崩す前に休養を取るというのはなかなかに難しいモノ。あなたはいかがでしょう?自分の基準があり実行できていますか?
私の場合、日中何かしていて眠くてしかたなかったりすることが続くと、昼寝の時間を15~30分ほどとり布団やソファで眠り、それでも夕方になると眠気に襲われるようになったら、休養日をまるまる1日とって、睡眠をしっかりとり(私の場合は8時間以上)からだをいたわるマッサージを自分で施し、快適な温度の部屋であたたかい飲み物と水を十分にとり、DVDで爆笑し、お気に入りの音楽とアロマでのんびり過ごします。読書も趣味もこのときはしません。ただぼんやり。家事もほぼしません。家事をしないことで罪悪感を抱かないよう、前もって家族には報告とお願いをします。今やらなくてもいいことは、翌日以降に調整を前日までに済ませておきます。こうするようになって、寝込むことはなくなりました。
というわけで、休養日のわたし。
今日の家族時間は妹次女にお任せとなりました。
彼女は息子を連れて両親のもとを訪れていました。部活終了後に拾われて強制的に連行されたらしい甥っ子ちゃん。我が両親のところだけでなく、彼女の相方の入院中の親のお世話もしている妹次女の行動力と実行力は尊敬しているし、感謝でいっぱい。
このブログを楽しみに?!している叔父叔母のために私にわざわざ訪問時の写真をメールしてくれる妹次女です♡家族は私の誇り♡こんなことを言える日がくるなんて嘘みたい(笑)
甥っ子と並んで嬉しそうな父と母
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松元佳子
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