認知機能をつかさどるのは脳の海馬と前頭前野。
この海馬と前頭前野などが委縮つまり体積が減ると機能低下して認知症になるようだ。
では、脳の体積ならびに認知機能の維持・向上効果を得るにはどうすればいいのか?
そのこたえは低強度の運動だ。
 習慣的な長期の運動が高齢者の海馬や前頭前野の体積を維持・増加させ同時に認知機能を向上させるという研究結果が報告されている。低強度の運動をすることで健康寿命を維持することが可能。
 
〇高齢者(=65歳以上)に効果がみられる低強度の運動とは?
・ウォーキング
・ストレッチ
・ヨガ
・家事
・ギター、ピアノなどの楽器演奏など
 
〇低強度運動の目安時間
1日に45分
 
〇運動前後にチェックすること
血圧計で血圧、脈拍を計測し記録
水分(水)補給
 
という方法があるわけですが。
我が父。
このような内容をテレビでみた、雑誌で読んだ、本で確認した、という時点で満足し実際運動しないという本末転倒ぶり。見た読んだで運動した気分になる。
「えぇ~~~~~?! 動かなきゃ意味ないでしょ?!」といつも娘に指摘される。
さらに、父の兄弟姉妹に運動の仕方をレクチャーするという滑稽さ(笑)
「いやいや実際運動しない健康じゃない父にいくら運動をすすめられても誰も運動しないでしょ?!」という娘たちの突っ込みはスルー。
 
知ってるから出来るけど、日々やらなきゃ意味がないのじゃ~~~!(笑)やるやらないは本人の自由。自分の責任は結局自分でとることになってるこの世の仕組み。あきれながら父を見守るのでした。
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松元佳子
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