義父が大阪から戻ったものの、今回健康上の都合でマイカーを大阪に置いてきました。
ということは、買い物問題が浮上です。
義父、とにかく歩くのが嫌い。
それは足にちょっとしたトラブルがあるため。
これまで大阪でも鹿児島でも、買い物は車がお決まり。
そんな人が車が使えないとなると、途端にいろいろ問題が見えてくる。
すっかり元気だった義父がなんだか調子が悪くなってるんです。
心理的な負担になっているのかも。
たかが車されど車。
生活に違和感なくある車がない不安というのは、私が想像する以上に大きいようです。
というので夫婦での決まり事がひとつ増えました。
義父が鹿児島滞在中は週1回買い物に付き合う。
義父にどこで何を買いたいか?を聞くのですが、これが話はじめると突如違うことを思いつき主語もなく思考のままにびよ~~~んっとぶっ飛びまくる義父なので、私たち夫婦の頭には「??????」や「!!!!!!」が飛びまくります。
義父の話の行方を連想しながら結んでつないで整理しながら聞く。
連想ゲームっていうか、聞くほどに罰ゲームの様相(笑)
話しの腰を折らない程度に話題を変えながら、義父がどうしたいから何が欲しくてどこに行って買えば満足できるか?を義父の話に自然に織り交ぜていく。なかなか高度なテクニックです(笑)
今日は、ホームセンター、ドラッグストアの2件を2時間かけてまわり満足いく買い物ができた雰囲気でした。
自分の両親ではなかった経験。面白いところも多々ありました。
両親の介護や義父に付き合いながら思うことは、相手を受け入れるということは相手をすべて肯定してそこからお互いに心地よい場所を探していく面白さがあるなぁということ。
相手のそのままを肯定するというのは、自分が我慢することではく自分もまたそのままを相手に表現することだとも感じます。つまりお互いの尊厳が守られている対等な関係であり続けることとはそういうことかな。
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松元佳子
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