『値打ちあるな～～～！』義父とパートナーとデートが目指すもの

結婚して20年ほどたつが,

つい最近
義父とパートナーとデートしているな～
なんてお気楽に思ったり書いたりできる
ようになった。

以前の義父は、
マシンガントークが止まらず、
自分スゴイ自慢が止まらず、
他の家族の話を遮って自分話に持っていく。
家族団らんの居間は、
オレオレ話の義父のオンステージ。
いわゆるオンステージオヤジだった。

これが８０を前に、
急にオンステージオヤジだった義父が
穏やかになってきた。
老化である。

寄る年波とは誰にでもくるものなのだなぁ。
感慨深い（笑）

血気盛んな若いころは、
父のいうことにいちいち反論した私も、
認知症両親の介護の地獄をみてから、
すっかりまあるくなった。

間に挟まるパートナーは、
苦手なものは華麗にスルーできる技を
持った人。
ものすごく聞き上手な相槌を打っていながら、
その話を一ミリも覚えていない。
というよりは、
話を聞かずに絶妙な相槌を打てるらしい。
それは話す人が実父だからであろう（笑）

そんなわけで、
3人で過ごす時間は、
苦手で苦痛な時間から、
デートくらい楽しい時間に様変わり。

義父の好みや性格体調を考えて、
お出かけ場所や食事場所を
夫婦で考えるようになった。

私たち夫婦の最大の楽しみは、
義父に
『値打ちあるな～～～！』
と言わせること（笑）

「言わせること」って！
まだまだ尻の青い夫婦である。

安い早いウマいが信条の義父だし、
それでいて
洒落たものが好きだったり、
もちろん
誰かに自慢できるような特徴を持った
お店が好きだ。

そんな義父にビンゴ！なデート。
難易度が高いだけに
『値打ちあるな～～～！』
を聞けたときの達成感！！！

残念ながら今日は頂けません。
くぅ～～～。

お天気も結構な雨降りだったし、
行くところも限られた。

今日は、
私の両親の施設を一緒に訪問。
なんて有り難い！

両親にとって退屈な時間に
いつもと違うメンバーに会って
話しができるなんて、
大きな喜び。
忘れちゃうけど（笑）

そして今日の写真はこちら☆