在宅介護していた泥沼地獄の日々が
父の水頭症の手術入院で終わりをつげ
父の退院、
介護付有料老人ホーム入所で、
母もまた同じホームに入居できました。
昨年の3月14日のことです。
それまで、
両親に会いに行くのは、
自分たちの不安を解消したり、
親の不安を解消するためで、
お互いにとってネガティブよりな面会でした。
現在。
介護付有料老人ホームに暮らす両親に
会いに行くのは、
私にとって楽しいことです。
家族の時間を穏やかに過ごせる。
これまで自分にとって両親とは
感謝できないちょっと憎い存在だったから。
それが今は、
いろいろあったけど、
ありがとう♡っていう存在。
散々苦労した施設選びも、
病院と家族と施設とを仲介する業者の担当
さんのおかげで、あっけなく終焉を迎えました。
このお話しは来週書きます。
そして現在の施設に決めたことは、
私たち姉妹にとっても、
両親にとっても、
それなりに穏やかで生きてることはいいねって
思える日々を過ごせています。
どんな施設を終の棲家にするのかというのは、
本当に大切なことだと実感。
午前中に訪れたら、
春だというのに母は笑顔で迎えてくれました。
そして父の車椅子を押してリビングのようなホールから
お部屋に移動。
写真は妹次女。
母の手を握るのは妹三女。
離島に住む彼女が3連休を利用して帰省。
母も嬉しそうです♪
そしてお部屋に移動して、
私のパートナーが昨晩作ってくれた
抹茶のフィナンシェを両親に食べてもらいました。
これがとっても楽しみな両親です。
にこにこもぐもぐがとまりません!
そのあとは、歩行訓練を兼ねた廊下のお散歩。
父を誘ったら、
車いすから立ち上がってくれました。
杖だけではちょっと不安定なので、
「私が手を握ろうか?」
っていったら、
こんな風に手を握る父。
珍しい風景です。
父はプライドが高いので、
人の手をめったに借りないのです。
杖の練習をした5~6年前も
杖をつかずに、
杖を持って歩く実績があるほど(笑)
親子5人和気あいあいでした。
今がいちばん幸せな家族時間かもしれません。
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松元佳子
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