人の可能性はすごいという話。
 
2年前の冬。
父に脳腫瘍が見つかりました。
眼の裏側、視神経に絡んだ腫瘍です。
毎年脳の画像診断をしていたのですが、
見落とされており、
主治医がかわって発見されたのでした。
 
その腫瘍は良性だろうということでした
が、だいぶ大きかったので
様々なリスクを考慮し、隣県の最新の
医療機器でガンマナイフ治療を受ける
運びとなりました。
 
その隣県の病院治療で初診時の担当医
に、
「送られてきた画像を見た時に、
お父様は脳卒中で倒れられて以来
車椅子生活だと思っていました。
立ち上がってゆっくり歩ける様子
にびっくりしましたよ!」
と言われました。
 
父の脳の画像をみると、
父の脳内出血跡がある領域は
歩行に関する機能を司る場所で、
通常父のような画像状態だと、
全く歩けず、寝たきりでもおかしく
ないとのこと。
 
親子で驚愕したのでした。
と同時に、脳の機能のすごさに感心
しました。
 
脳の専門家の先生が、あまりに驚いた
から思わず話したくなったという話。
人の可能性というのはほんとに凄い!
 
諦めなければ、
あらゆる可能性にチャレンジすれば、
自分の望む方法ではなくとも、
本質的な願いや希望は、
叶うに違いないと確信した学びでした。
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松元佳子