介護の先にある両親それぞれの死というもの
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母の病は不治の病。
一体どのくらい生きられるの?
私は混乱する頭の片隅で、
そんなことを思いました。
 
結局。
母は20年たった今も元気に
生きてます。
 
若年性アルツハイマーは進行が早い
と知って動揺した日々。
だけど人はひとりひとり違う。
いろんな要素がひとつひとつ違う。
 
母の死を想い続けて過ごした日々。
母より先に、
元気だった義母が亡くなり、
パートナーと同じ年の3人のいとこ
うち2人が亡くなったり。
祖母たちも相次いで亡くなり。
 
それぞれの死に向き合って、
想像しないようなことを感じたり、
人の死の前後を経験して、
遠かった死というものが、
常にそこにあるモノなのだなと。
 
遠いモノには受け入れがたい恐れを抱く。
近く感じるとそういうものだと思う。
 
様々な介護経験をしてきたから、
最後の看取りにもしっかり向き合おう。
両親が私に見せてくれること。
漏らすことなく感じ取ろう。
それは私が生きてる証だから。
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松元佳子
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