認知症両親の介護をしてきて、
認知症介護家族アドバイザーを
名乗っていると、
「田舎の二人暮らしの両親が心配」
とか、
「片親だけが田舎で一人暮らしで不安」
だから親が認知症になったら…、
という漠然とした不安心配を
話す方々に出会います。
 
その不安や心配、共感です!
私の両親はどちらも認知症ですが、
数年前まで両親の母(私からみて祖母)
はそれぞれ健在で田舎で
一人暮らしでした。
 
父は5人兄弟の長男。
当然祖母の介護をする立場。
母もまた5人兄弟の長女。
長男はいますが、若いころから
母自身が両親の面倒は自分がみるから
大丈夫と兄弟に言っていたようです。
 
そんな二人を親にもつわたし。
親だけならず、祖母たちのことも
悩みでした。
 
例えば自分は都会で働いて家庭があり、
ずっと今のところで暮らしていくつもり
だったとして。
両親は田舎に二人暮らしで、地元から
離れたくない。
そんな時、親の老後が心配だけど、
親が認知症になったらどうしよう?!
と漠然と不安だという人もいらっしゃる
でしょう。
どうしたらいいか?
 
まずは、親子でエンディングノートを
書いてみてはいかがでしょうか?
自分の人生の仕舞い方を親子で
一緒に考えてみる。
 
そうするとあなたと親御さんの不安を
早く解消できると思います。
そこをちゃんと話し合っていれば、
いざというときに、
本当に慌てなくて済むし、
何かを決めるときに、
迷う可能性が限りなく少なくなる。
お互いの後悔がググッと減ること
請け合いです。
お互いにどうしてほしいか?
何ができて、何ができないのか?
そこをはっきりさせることは、
本当に大切だと思います。
そういうことを決めたり、
書いておくことができるのが、
エンディングノートです。
 
このノート。
書くときは苦しいこともあるかも
しれませんが、
そこをクリアにしていくと、
日々を後悔なく
生き生きとやりたいことをして
過ごせるようになるんじゃないか
とわたしは思います。
 
もちろん、私も書いています。
そうして、前よりいきいき
生きています。(完全なる自己比)
 
親の認知症を心配する前に
エンディングノートを共に書いて
心配解消。
もし、親が認知症になっても、
大事なことはエンディングノート
に書いてあるという安堵感。
どうです?書いてみませんか?
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松元佳子
☆認知症介護に関するお問合せ
メールアドレス:kakoma160228@gmail.com