冬は室温、外気温の差が激しくなります。
この急激な温度変化で身体がダメージを
受けることをヒートショックといいます。
ヒートショックを侮るなかれ。
現在ヒートショック死者数は
交通事故死亡者数の4倍とも。
 
ヒートショック
<原因>
温度変化で急激に血圧が上下することで、
心臓や脳の血管にダメージを与え、
心筋梗塞、脳梗塞などの発作がおきる。
温度差の大きい場所、トイレ、浴室。
温かい部屋から寒い場所に行くと、
身体は熱を逃さないよう血管を収縮。
血管が収縮すると血圧が上昇。
逆に温かい場所に行くと、
血管が開き血圧は低下。
この現象は、誰にでも起こるが、
高血圧の人の方が血圧の変化の度合いが
大きい。
 
<注意点>
・トイレ、浴室の温度は20度以上
・いきなり熱いお湯に入らない。
・食後1時間以上たってから入浴
 食後は一時的に血圧が下がるため
・入浴前の血圧測定
 180/110mmHg 以上の場合はその日の
 入浴を控える。
・浴室をシャワーなどで温める
・入浴前に水分補給
・湯温は40℃以下
・急に立ち上がらない
・冬場は室温を上げすぎない
 室内と室外の温度差に注意!
 
室内と室外、それぞれの部屋の温度
変化を少なくすることで、
認知症の症状も安定します。
外的要因で身体の変化を最小に
抑えることができるのです。
少しでも快適であることは、
介護される人もする人もストレスレス。
身をもって経験してるので、
ここはしっかり対処することを
おすすめします。
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松元佳子
☆認知症介護に関するお問合せ
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