関西より義父が来て3週間。
今朝は義父のリクエストのカフェで
モーニングを食べながら、
義父の介護話を聞いた。
 
義父は私たち夫婦には
マシンガントークのオンステージ爺や
(自分話エンドレス)

とはいえ本質的には義理堅い人で、
自分の親や亡くなった義母を介護しており、
3人とも晩年は認知症。

そうなんだけれども。
義父の介護というのは、
わたしからしたら
「え?そんなこと?!」
いやいや凄い思い込み!
とても介護とはいえないし、
日常生活も不自由。
………。
 
今度の4人目は、
義父の父の妹=伯母
血のつながりはない(複雑)。

その伯母の認知症の症状が、
前回義父が来た3月から半年で、
義父の話を聞く限り
急激に進行している印象を受けた。
 
ところが、
伯母本人は
自宅で過ごしたいという強い意志があり、
義父によれば、
伯母は集団生活に不調和だから
問題を起こしまくる不安が大きいとのこと。

伯母の認知症の症状が進んでいるので、
介護度は高いはずだがどうしたらいいか?
など愚痴とともに相談も。
 
しかし義父の相談に対する私の答えが、
義父の期待するものでない場合や
義父の考えに反する場合は、
見事に話題をそれされる!
わたしに聞く意味ある?笑
 
それでも義父本人が伯母のことを
話したいように話してもらう。
その中で対応できそうな方向に話を振って、
義父の興味ありそうな部分から
義父ができるまたはしたいと思うような内容を
提案してみた。ふぅ(ため息w)

介護に対するそれぞれの姿勢
義父や義父の伯母の考え方
を学ぶいい機会となった。
 
介護する側と介護される側の人間関係で、
介護の質が変わるし、
介護する側の無知で
介護される人が
受けることが出来るかもしれない介護サービスを
受けられなかったり、
というのも多々あるんだと再度認識した。
 
介護する側の無知だけでなく、
思い込みというのもかなりあり、
経験者が昔の記憶で
今は介護サービスがあるものでも
ないと思い込んでいたり、
その逆もあったり。
そこを理解してもらいにくい場合もある。
 
また、どこで誰に相談していいのか
わからなかったり、
どのように言えばスムーズに話が
進むのかわからなかったり。
 
義父にはそういうポイントを
義父にとって理解しやすいように
話してみる。
 
まだ義父が伯母のこれからについて
先に進めるのかどうかはわからない。
わたしは義父や義父の伯母のこれからを
しっかり見守る。
義父にとっても義父の叔母にとっても、
安心して日々を過ごすことができるよう
お助けできたらいいのかなと思うのだった。

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松元佳子