残念なお知らせです。
松元佳子的
親のあるがままの今を受け入れるというのは、
超難問で超難解です。
(ただし不可能ではありません)
 
わたし、
20年来アルツハイマーの母に寄り添って
父が認知症になって8年寄り添って、
おりますが。
 
親のあるがままの今を、
日常的に、
24時間、
いつでもどこでも誰といても、
わりと(!?)
受け入れられるようになったのは、
 
「今年2016年になってからです!」
 
びっくり!
ほんとに出来の悪いっていうか、
わからずやっていうか、
考えすぎて行動できない・行動遅い、
面倒くさい系人間のわたしなので、
当然といえばあまりに当然の結果です。
 
じゃ、どうやって?
本音の自分で生きる。
自分に正直な在り方で過ごす。
これです。
これだけです。
そして正直さの表現方法を、
やさしさのオブラートで包みます。
 

認知症の親は、
これまで背負ってきた役割をどんどん捨てて、
本音、本心にかえって生きるようになりました。
徐々にウソや取り繕いがなくなっていきます。
(全くなくなるわけではない)
 
そんな親に対して、
表と裏の顔にギャップが大きかった以前の私の場合、
外ではいい娘風で、
親の外見を気にし、
親のいうことを聞き、
親のサポートをこまめにし、
痛い・かゆいところに手の届く風。
 
でも家に帰れば、
親を無視、
自己満足の介護。
 
こんな感じだと、
何をやってもうまくいかない。
親それぞれと
家族それぞれと
ぶつかりまくり
責任の押し付け合い。
 
そういう現状を受け入れるところが第一歩。
上のような状況の私は、
自分を取り繕って、
家の中と外で使い分け。
こうあればいいのかな?(対家族、世間体)
という思いこみの役割で生きてた。
 
実際、親や家族との関係がすっきりしてくるのは、
自分の望んでいる在り方を本音で伝え始めてから。
裏表のギャップが極小になってから。
自分だけでなく、
家族それぞれも!
 
それぞれの感情、
特にマイナス、ネガティブな感情を認め合う。
もつれたお互いの思い込みをほどきあう。
嫌ならどうするのか?
どうしたいのか?
と望みへとつなげていく。
 
できるか!って感じですが。
やればできます。
ある程度!
(がっかりですか?)
わたしまだまだ道の途中。(たぶん)
地道にコツコツ試行錯誤の結果がこれ。
これからもあきらめることなく
追求していきます。
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