昨年からときどき参加している鹿児島、マルヤガーデンズでの終活ワークショップ 50+ petit shu 。
50+ petit shu の詳細は、以下のページをご覧ください。
facebookページ https://www.facebook.com/50-フィフティ-プラス-991224650937515/
ホームページ http://110010.jimdo.com/
今月は、「思い出の品の整理術」と「神社詣でと御朱印帳」
そのワークショップで書いた私の思い出の品は。
「祖父に小学生の低学年くらいでもらった貝殻のネックレス」
と
「パートナーにもらった結婚指輪のダミー」
祖父にもらったネックレスは、
祖父の生き様とわたしへの愛情を伝えるもの。
戦時中自分の部下をたくさん亡くした祖父は、
生きている間に戦地に眠る部下の魂を慰めに、
何度も戦地となった海外を訪れていて。
その都度、様々な土産をわたしたち姉妹に買ってくれました。
人を思う気持ち。
様々な感情と祖父は向き合って行動していた。
その時に対照的な存在だったのはわたしたち孫なのかな?
祖父の思いを想像したり、
自分に置き換えて考えてみたり、
相手の立場にたって考えることを祖父に強く教えられた思い出の品。
パートナーにもらった結婚指輪のダミー
なにゆえ、ダミー?
パートナーと一緒に選んだ結婚指輪、
とてもうれしくて肌身離さずつけていたのです。
そして、半年もしないうちに指輪に傷三昧。
ぶつけて、ぐにゃり。
おかげで私の指は大丈夫だった。
これに危機感を覚えて、
そっくりなダミーの安物指輪を買ってもらいました。
その安物結婚指輪=ダミーは強くて、
どんなにガンッ、ゴンッ、ガツン!とぶつけようがびくともせず。
太く強く存在感を放っています。
これが、自分の価値観を知るというものらしいのですが。
わたしにとっての思い出の品は、
とりわけわたしに愛情を注いでくれて、
強いつながりのきっかけになったような品。
大切な人の存在を感じる特別な品。
自分の価値観、
愛情、深いつながりに教えられる「慈悲喜捨」。
このふたつの品を身につけると、
自分が守られているようで、
自立の支えであるようで、
もっとその先へ広がるようで。
これからも大切にしたい思い出の品。
案外少なかったな。
身軽なもんだ。
思い出の品が少なくても、
部屋はとっちらかってる。
それの意味も、見える気がした今日。