自分と他者を尊重するとはどういうことか?

その中でのキーワードは「見守る」。

自分も他者も等しく。

 

書くと3行!驚きです。

この「見守る」スキル、最強です。

 

見守るとは(goo辞書より)

1 無事であるように注意しながら見る。また、なりゆきを気をつけながら見る。「子供の成長を―・る」「事業の発展を―・る」

2 目を離さずにじっと見る。熟視する。凝視する。「かたずをのんで画面を―・る」

 

介護するにあたって家族間の衝突原因はお互いが自分を押し付けあうこと。

介護する人もされる人も自分を一番に気にかけて欲しいとか、

介護される人が介護する人を思いやりすぎて拒否したり、

介護するべき人が自分を思いやりすぎて介護されるべき人を無視したり。

そんなようないろん感情や行動があって、素直に話せず、お互いの思いを自分の解釈だけで押し付けてしまって…。

 

めちゃくちゃ自分もそうだったし、今だって気を抜くと自分は自分はって。

それが人なんだけど。

 

介護というのは人生をある程度生きてきた人だからできる経験なんだと思います。

子育てでも、「見守る」って言いますよね?

生まれたときから親に「見守られて」育ちました。

(見守られ方は千差万別、人それぞれ←ここ重要)

今度は育ててもらった自分が親を「見守って」見送るのです。

子どもの個性を尊重する子育てがあるように。

親の個性を尊重する介護がある。

そう考えると、豊かな時間を過ごせると思うのです。

 

身近な人を見守れるようになったら、どんな人がいても「そうなんだね!」って思えるから、ちょっとした言動にイライラしなくなるし、穏やかな自分であることができるんだなって実感できる。

だから最強のスキルだとわたしは思います。

常にそうありたいと願い心がけるわたしです。